信用スコアを使った新生銀行の「スマートマネーレンディング」の仕組み

新生銀行スマートレンディング

大手銀行の一角を占める新生銀行は個人向けの融資事業である「レイク」を運営していることでも有名です。

レイクについてはテレビCMを打ったりするなど、広告宣伝に積極的なので名前を聞いたり広告を見たことがある人は多いはずです。

その新生銀行はこちらも大手通信キャリアのNTTドコモと手を組み、ドコモが作成する信用スコア「ドコモスコアリング」を活用した融資サービス

「新生銀行 スマートレンディング」

を2019年3月に開始する予定です1)https://news.biglobe.ne.jp/it/1018/imm_181018_7866466545.html

この記事では、新生銀行スマートレンディングの仕組みについて解説します。

新生銀行の「スマートレンディング」とは?

新生銀行がドコモと取り組む個人向け融資サービス「スマートレンディング」は同じく新生銀行が運営する個人向け融資サービス「レイク」と比較すると大きな違いがあります。

スマートレンディングはレイクは個人向けの無担保融資という点では同じです。

この両者の最大の違いは

「パーソナルデータ」

の活用方法と、それに伴う審査方法です。

携帯電話のパーソナルデータによって作成される信用スコア

一般的に個人向け融資は消費者金融事業の運営者が融資申込者の

  • 年齢

  • 職業

  • 収入

  • 勤務先

  • 家族の有無

などの情報を分析し、信用力を審査します。

そして、信用力があると判断されたら融資条件が良くなり、逆なら融資条件は悪くなります。

信用力が低ければ融資を拒否されたり、ほんの少しの金額しかお金を借りれないこともあります。

この信用力の判断で、新生銀行スマートレンディングはドコモが作成する信用スコア

「ドコモスコアリング」

を活用します。

株式会社NTTドコモが信用スコア事業「ドコモスコアリング」を開始します。

信用スコアについて知りたい方は下記のリンク先で確認してください。

個人の情報(パーソナルデータ)を使って信用スコアを算出するサービスが増加しています。この記事では「信用スコア」について初心者向けに説明したのち、日本や海外の信用力スコアリングサービスを紹介します。

ドコモスコアリングはパーソナルデータの塊とも考えられる、携帯電話の利用状況から個人の信用力をスコア化するサービスです。

つまり、これまでレイクが審査に利用したきたような情報よりも、たくさんの情報を分析してより精度の高い信用力の審査ができる可能性がある、というわけです。

じっさい携帯電話には

  • 契約内容

  • 毎月の料金の支払い状況

  • 課金の状況

  • GPS情報

などを含む膨大なパーソナルデータが秘められています。

この、携帯電話にあるパーソナルデータを信用スコア化し、融資の審査に活用するのが新生銀行のスマートレンディングです。

ただ、役割としては

  • ドコモ:信用スコアの作成

  • 新生銀行:融資

このように、明確に分かれているようです。

審査や申し込みはドコモのアプリからか?

まだ明らかなことは発表されていませんが、融資の申し込みはドコモが運営する専用アプリ「レンディングマネージャー」からになるかもしれません。

レンディングマネージャーはドコモが運営する融資プラットフォームのようなアプリです。

なので、ドコモの提携次第では新生銀行以外の融資サービスも増えそうです。

信用スコアを活用した融資サービスは増加中

携帯電話の情報を融資の審査に扱うとなれば、個人情報について不安を感じる方は多いと思いますが、もちろん信用スコアの作成などは同意のもとに行われます。

また、すでにドコモと並ぶ大手通信キャリアのソフトバンクはみずほ銀行と共同で株式会社J.Scoreを設立し、AI(人工知能)がビッグデータを分析して信用力を審査するJ.Score(ジェイスコア)を運営しています。

J.Score(ジェイスコア)には情報連携という仕組みがあり、こちらはソフトバンクとワイモバイルのどちらかの携帯電話情報を活用できるサービスです。

このように、携帯電話の契約状況などを含んだ個人に紐づく膨大な情報を分析して信用力をスコア化し、これを融資判断のもちいるサービスは増加しています。

すべてはより精度の高い信用力の審査のためなので、自分の信用力に自信がある方や、これまでの融資審査の内容に不満を持っている方は新生銀行スマートレンディングのような新しい融資サービスを積極的に利用し、よい条件で融資を受られる良い時代が到来したとも考えられます。

脚注・引用   [ + ]