新型コロナウィルスは婚活に悪影響をあたえています。
ですが、婚活業界は新しいサービスを模索し
「オンラインお見合い」
がはじめました。
オンラインお見合いにはたくさんのメリットがありますが、この記事ではオンラインお見合いのデメリットを紹介します。
このページの目次
オンラインお見合いに対応している人がすくない
オンラインお見合いは動画をつかった新しいお見合いです。
新しいせいかオンラインお見合いに抵抗を感じ、お見合いを拒否するひとがいます。
オンライン飲み会を拒否する人とは、オンラインお見合いができません。
これがひとつ目のデメリットです。
おなじ結婚相談所でも、オンラインお見合いができる人の数はふつうのお見合いができる人の数よりも少ないです。
みんな普通のお見合いがしたくて登録しているので、これは仕方ありません。
それに、年配の人はこのあと説明する「オンラインお見合いの準備」ができない人もいるはずです。
オンラインの環境を整えるなどの準備が必要
自宅でのオンラインお見合いには準備が必要です。
これが、ふたつ目のデメリットです。
準備するためには、インターネットやスマホの知識がゼロだとむずかしいです。
とはいえ、そこまで難しいものではありません。
準備として必要なものを一個づつ説明します。
スマホ or タブレット or パソコンが必須
オンラインお見合いは「ZOOM(読みは「ズーム」)」というアプリをつかいます。
だからZOOMがつかえる
- スマホ
- タブレット
- パソコン
などの端末が必要です。
あなたが持っている端末がZOOMに対応しているかは
ZOOMのヘルプ
でチェックしてください。
高速のインターネット回線がないと会話しにくい
オンラインお見合いは高速のインターネット回線が必要です。
高速回線でないと
- 画面がカクカクする
- 動画の通話が途切れる
などが起きるからです。
スマホやタブレットで高速回線をつかうとき、おもに「Wi-Fi」でネットとつなぐので
- 高速ネット回線
- Wi-Fi環境
の二つが必要です。
※有線LAN接続できる人はWi-Fiはいりません
カメラの接続や映像のチェックが必要
はじめてオンラインお見合いをする前に、カメラがきちんと接続されてるかチェックしましょう。
本番でうまく接続できなかったら(動画がうつらなかったら)お見合いが台無しになってしまいます。
チェックするとき、ちゃんと自分が
「オンライン映え」
してるかも確認しておくと、お見合いの成功率が上がるかもしれません。
自宅でお見合いは難しい場合がある
オンラインお見合いの準備はできそうでしたか?
つぎは、みっつ目のデメリットである「家」の問題です。
オンラインお見合いは、ふつうなら男女ともに自宅から参加します。
自宅なので、お見合いしているとき
- 家族にお見合いがバレる
- 自分の部屋の雰囲気が相手にバレる
などのリスクがあります。
自宅独特のリスクである、このふたつを解説します。
家族にお見合いがバレる
実家だと、オンラインお見合いをしていることが家族にバレやすいです。
できたらお見合いをする前に家族に
「家でお見合いをする」
と伝えましょう。
そうすれば、お見合いの最中に起きたらまずい
- とつぜん家族が部屋に入る
- 大きな声や騒音がきこえる
などのハプニングを避けられます。
画面越しに部屋が見えてしまう
ZOOMをつかったオンラインお見合いでは
- 顔
- 上半身
- 背景
などがお見合い相手の画面にうつります。
背景つまりオンラインお見合いをしている部屋が画面に映ってしまうのです。
ただ、ZOOMには「バーチャル背景」という機能があり背景を隠せます。
くわしくはZOOMヘルプセンターで確認してください。
慣れないと会話がしにくい
次のデメリットは「会話」です。
コミュニケーションの問題ですね。
動画を見ながらの会話に慣れている人はすくないです。
やはり、ふだんの会話とは違うので慣れが必要です。
この対策としては、経験するのがいちばんです。
できたら本命の人とお見合いをする前に、「お試し」でオンラインお見合いをやってみることをオススメします。
そこで、動画内で会話をキャッチボールするコツをつかみましょう。
慣れでいうと「テンション」も問題になります。
というのも、動画越しでふつうに会話すると
- テンションが低い
- リアクションが悪い
- なんとなく暗そう
こんな印象を相手に与えることがよくあるからです。
対策としては
- テレビのバラエティ番組に出演するタレント
- 人気のあるYouTuber
をイメージしてください。
会話にたいして大きなリアクションをとり、身振り手振りが大きいですよね?
あそこまでする必要はありませんが、すこしだけ大げさに振る舞うと相手に良い印象をあたられるはずです。
けっきょく会ってみないとわからない
最後のデメリットは
「けっきょく会ってみないとわからない」
です。
これが、オンラインお見合い最大のデメリットです。
1回のオンラインお見合いでは相手のことを理解できません。
ふつうのお見合いと比較すると入手できる相手の情報がすくないからです。
- スマホ
- パソコン
などの画面からは、じっさいに会ったときに目などの感覚器官から得られる情報の数分の1くらいしか得られません。
これがどういうことかを説明します。
スマホやパソコンの画面は粗くて平面的
オンラインお見合いにつかうスマホやパソコンの画面は粗くて平面的です。
画面ごしよりは、じっさいに会ったときの方がその人の
- 細かい顔の表情
- 表情の変化
- しわの量や深さ
- 顔の輪郭
などがわかりますよね。
平面の、粗い画面からわかることには限界があります。
顔と上半身しか映らない
オンラインお見合いでは、画面に相手の顔と上半身くらいしかうつりません。
だからお相手の
- 髪型
- 姿勢(猫背かどうか)
- 体型(お腹が出ているか)
- ファッション感覚
などはわかりません。
画面に映らないので、体型などは顔と上半身から推測するしかありません。
空気感・雰囲気は会ってみないとわかりにくい
お見合いする人の「空気感」など、雰囲気的なものは画面からはわかりにくいです。
わかりにくだけでなく、画面と実物の雰囲気はぜんぜん違うかもしれません。
感覚的なものでいうと「清潔感」も画面で判断することは難しいです。
それに、とくに女性が本能的に気にする男性の「体臭」は会ってみないと全くわかりません。
お見合いして、気軽に会うことが大事
ここまでオンラインお見合いのデメリットを紹介しました。
オンラインお見合いのデメリットは「情報量の少なさ」です。
対面で会うのと比べると圧倒的に情報量が少ないのです。
それでも、オンラインお見合いをすればお相手の性格や興味があることがなんとなくわかります。
だからお見合いをしたら気軽に、お試し感覚で会ってみることが大事になりますね。
それに、オンラインお見合いにはデメリットを補うだけのメリットがあります。