J.Score(ジェイスコア)は「AI(人工知能)スコア・レンディング」という新しい金融商品です。
ソフトバンクとみずほ銀行が提携して運営していて、さらにはサイトのデザインや広告もおしゃれなのでイメージがとても良いです。
しかし、AIスコア・レンディングはキャッシング(借り入れ)なので借りたお金には金利がつき、利息付きで返済しなくてはいけません。
この記事ではJ.Score(ジェイスコア)の金利と返済時の利息についてをまとめます。
利息のシミュレーションもしますので、
「じっさいに借りたら利息はどれくらいなの?」
と気になっている方は参考にしてください。
また、気になるであろう低い金利でお金を借りる方法についても説明したいと思います。
J.Score(ジェイスコア)の場合は確実に金利が下がる方法がいくつか用意されているので、それらの方法をフル活用して良い条件でお金を借りてください。
このページの目次
J.Score(ジェイスコア)の金利
繰り返しになりますがJ.Score(ジェイスコア)はAIを使ったAIスコア・レンディングサービスです。
AIスコア・レンディングの仕組みやJ.Score(ジェイスコア)の概要を知りたい方は下記ページで確認してください。
本題にもどり、J.Score(ジェイスコア)の年率での金利についてまとめると
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最低利率が年0.8%
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最高利率が年12.0%
となっています。
(※)貸付利率(年率)0.8%は、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANと情報連携を行ない、かつ一定の条件を満たす場合に限り適用されます
この数字だけをみてもキャッシングをしたことがない方はピンとこないと思います。
では、テレビのCMなどでよく見るような、有名な消費者金融の金利と比較してみましょう。
有名消費者金融との金利比較
テレビなどのいわゆるマスメディアを使ってひんぱんに広告をうつ消費者金融は限られています。
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アコム
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プロミス
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モビット
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アイフル
などが代表格ですね。
テレビが家にある方なら、みなさん一度はCMをみたことがあると思います。
それぞれの年率をまとめます。
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アコム:年3.0~18.0%
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プロミス:年4.5~17.8%
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モビット:年3.0~18.0%
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アイフル:年4.5~18.0%
このように、下限・上限ともにJ.Score(ジェイスコア)の金利は有名企業の金利よりも低いです。
ただし、最低利率の年0.8%はみずほ銀行・ソフトバンク等と情報を連携した時だけに実現可能な利率です。
情報連携については後でくわしく解説します。
J.Score(ジェイスコア)に無利息期間はない
プロミス・アコム・アイフルなどには借り入れをしてから30日の無利息期間があります。
※無利息期間を適用するには各社が定める条件を満たす必要がある
対してJ.Score(ジェイスコア)では無利息期間はありません。
なので、事前に借り入れを行ったタイミングからの利息や返済タイミングなどを計画的にシミュレーションしなくてはいけません。
お金を借りたら利息がいくらになるかのシミュレーション
では、じっさいにJ.Score(ジェイスコア)でお金を借りたら返済額はいくらになるのでしょうか。
具体的な例を挙げてみていきます。
ちなみに、利息については
利息=借りているお金 × 金利(実質年率) ÷ 365日 × 借りている日数
こちらの公式を使います。
まずは、50万円を年率12.0%で借りて、30日で返済したときの利息分を計算します。
50万円×12%÷365×30
なので利息は「4,932円」になります。
※小数点以下は四捨五入しました
次は、20万円の年率12.0%で借りて、3ヶ月(90日)で返済したときの利息分を計算します。
20万円×12.0%÷365×90
なので利息は「5,918円」になります。
※利息は切り捨ての金融機関が多いので小数点以下は四捨五入しました
この利息分をみて、
「なんとか返せそうだ」
と思ったら借り入れを検討してみてもよいかもしれません。
もし
「金利が高くて返せそうもない」
と感じたらお金を借りるべきではありません。
金利を下げるにはどうしたらいいか?
J.Score(ジェイスコア)の金利について説明してきました。
ここからはどうやったらジェイスコアで金利を下げることができるかを解説します。
J.Score(ジェイスコア)の場合はわりとシンプルで、日々の努力や行動によって金利を下げることができます。
金利を下げる方法その1. AIスコアを上げる
J.Score(ジェイスコア)の最大の特徴が「AIスコア」です。
利用者の金利は自身のAIスコアによって決定します。
幅は年0.8%〜12.0%の間ですが、基本的にはAIスコアが高ければ高いほど金利は低くなります。
※ただし、貸付利率(実質年率)0.8%はみずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、Yahoo! JAPANとの情報連携をおこなったときだけに適用されます
だから、シンプルにAIスコアを上げることが金利を下げることに直結するのです。
AIスコアを上げる方法については
こちらのページで詳しく解説しています。
もしAIスコアが600点未満なら融資を受けることができませんので、AIスコアを高める努力をしましょう。
金利を下げる方法その2. ソフトバンクとみずほ銀行と情報を連携する
J.Score(ジェイスコア)は
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ソフトバンク
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みずほ銀行
の2社によって設立された会社です。
だからというわけではありませんが、
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ソフトバンクの携帯契約者
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みずほ銀行の口座の保有者
はJ.Score(ジェイスコア)と連携すれば金利が下がります。
それぞれを提携するごとに年0.1%、合計で年0.2%下がるので、もし契約していたら提携をおすすめします。
金利を下げる方法その3. yahoo!のアカウントを情報連携する
株式会社J.Score(ジェイスコア)の親会社はソフトバンクとみずほ銀行です。
そして、Yahoo!の大株主がソフトバンクです。
このような関係性もあってか、Yahoo!アカウントの情報をJ.Score(ジェイスコア)と連携することができます。
ただし条件があり、持っているYahoo!アカウントが
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情報連携に同意したタイミングでYahoo!プレミアム会員になっている
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情報連携に同意したタイミングから過去1年のあいだにYahoo!ショッピングかヤフオク!での購入履歴がある
このどちらかに該当しなくては情報連携ができません。
まとめ – 金利は低くとても条件がよいサービス
ここまで見てみると、J.Score(ジェイスコア)が金利の面でとてもよいサービスだといことがわかります。
もしAIスコアが低くて希望したような条件で借りられなくても、その後の努力によって良い条件でお金を借りることができます。
AIスコアをあげるためには日々の努力が必要ですが、地道な努力によって良い条件でお金を借りられるのであれば努力する意味があるのではないでしょう。
J.Score(ジェイスコア)のようにAIスコアで信用力を分析するサービスは今後増えるでしょうから、いまのうちに概念や仕組みなどを理解しておくと将来は
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より良い条件で
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より良いサービスを受けられる
などの可能性があります。