情報銀行アプリを使うメリットとスマホアプリ対応情報銀行の一覧

情報銀行アプリ

個人にひもづく情報(パーソナルデータ)を預かり、これを運用して得られた利益をパーソナルデータの所有者に還元するサービスは

「情報銀行(じょうほうぎんこう)」

または

「パーソナルデータバンク」

と呼ばれます。

情報銀行はインターネットを活用したWEBサービスなので

  • パソコン

  • スマートフォンブラウザ

  • スマートフォンアプリ

などから利用が可能となります。

つまり、インターネットに接続可能な端末なら、ほとんどの端末で利用ができます。

しかし、情報銀行のようなデータ系サービスは

  • SNS

  • WEBショッピング

  • キャッシュレス決済

などを使いこなす若い人の方が記録に残るパーソナルデータの量の面からはおすすめです。

そして、若い人はスマートフォンブラウザよりもスマホアプリからの利用を好む傾向があります。

なので、この記事ではiPhoneやAndroidなどのスマホアプリに対応した情報銀行を紹介します。

個別のアプリを紹介する前に、まずはスマホアプリに対応した情報銀行を利用するメリットをさきに紹介したいと思います。

アプリで情報銀行を使うメリットについて

情報銀行はパーソナルデータを有効活用するために作られたサービスです。

なので、通常の銀行がお金を預かるように、情報銀行はデータを預かってくれます。

スマートフォンは保有者の情報が集約されているパーソナルデータの塊とも考えられます。

さらに、スマートフォンアプリを使えばそのアプリから様々な情報もリアルタイムで収集できます。

これらは情報銀行を利用する上ではかなりのメリットですが、具体的にはどのようなメリットがあるかを挙げていきます。

GPSを使った位置情報データが収集できる

スマートフォンにはGPS(位置情報計測システム)が搭載されており、アプリを使えば適宜GPSを使いやすくなります。

アプリからGPSデータを取得しておけば、自分の移動データが情報銀行にわたります。

個人の移動データは情報としての価値がそれほど高いとは思えませんが、上手に活用する企業があればお金やポイント、さらにはクーポンなどの形式で利益を還元してもらえる可能性があります。

スマホで測定できる健康データが収集できる

iPhoneやApple Watchをはじめとしたスマートフォン・ウェアラブル端末にはさまざまな機能が搭載されています。

なかにはヘルスケアに関連したデータを収集できる機能もあり、具体的には

  • 歩数

  • 睡眠時間

  • 脈拍

などの個人の健康に関係するデータを取得できます。

これらの情報は

  • 美容業界

  • 保険業界

などから強く求められる情報でもあるので、情報銀行を通じて自身の健康データを各社に提供すれば個別化(パーソナライズ)されたサービスの提供が期待できます。

ここまでアプリで情報銀行を使うメリットについて説明しましたが、ここからはアプリに対応している情報銀行を紹介したいと思います。

アプリ対応情報銀行の一覧

2019年7月現在はスマートフォンアプリに対応した情報銀行はほとんどありません。

唯一、androidのみの対応ですが

「MEY(ミー)」

というアプリが電通系の企業からリリースされています。

電通系企業の株式会社電通テックが子会社のマイデータインテリジェンスを通じて情報銀行(マイデータ・バンク)の「MEY(ミー)」を設立します。この記事ではMEY(ミー)の仕組みや使い方などの概要を解説します。

他にもアプリ対応の情報銀行がリリースされたらそのタイミングで記事を更新します。

各社のアプリリリースまでしばらくおまちください。

有力どころとだと、三菱UFJ信託銀行の情報銀行「DPRIME(ディープライム)」はアプリへの対応を発表しています。

三菱UFJ信託銀行はフィンテックに積極的に取り組んでいる銀行です。この流れで情報銀行アプリ「DPRIME(ディープライム)」をリリース予定であることを発表しています。わかっている範囲でDPRIMEの仕組みなどをまとめます。

DPRIME以外の情報銀行の一覧については下記ページで確認してください。

基本的にはスマートフォンから利用できますので、今のうちから登録してアプリ対応が完了するのを待つという方法もあります。

新しい産業として期待されている情報銀行サービスの内容を比較しました。自分の情報を安全に管理・運用してくれる会社に提供し、ベーシックインカム的な副収入を得たいと考えている方は参考にしてください。
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