情報銀行「MEY」の仕組みや使い方

マイデータ・インテリジェンスの情報銀行

2018年の11月19日から、電通系企業である株式会社電通テックが子会社である株式会社マイデータ・インテリジェンスを通じて

「個人データ銀行」

である、

MEY(ミー)

の一部のサービス提供を開始しました。

個人データ銀行というのは、いわゆる「情報銀行」と同じサービスのことです。

新しいデータ流通市場として期待されている情報銀行について、基本的な情報を解説します。あわせて情報銀行にデータを提供することのメリットも解説しますので情報銀行に対して不安を感じている方は参考にしてください。

そして、2019年7月に入り、MEYはアンドロイドとiPhoneに対応したスマホアプリもリリースしました。

2019年8月現在では、まだMEYの機能はすべて公開されている訳ではありませんが、確認できている範囲でMEYの仕組みや使い方について解説します。

マイデータ・インテリジェンス公式サイト

MEY(ミー)の仕組み

MEYは情報銀行サービスです。

情報銀行について知りたい方は下記のURLを参考にしてください。

新しいデータ流通市場として期待されている情報銀行について、基本的な情報を解説します。あわせて情報銀行にデータを提供することのメリットも解説しますので情報銀行に対して不安を感じている方は参考にしてください。

まだ「情報銀行」という言葉は日本の社会に浸透していません。

しかし、これからの社会で浸透するであろう言葉です。

なので、覚えておいて損をすることはないと思います。

MEYは個人の情報を預かってくれる

情報銀行の機能のひとつとして、情報信託機能があります。

これは、利用者から情報を預かり、安全に管理してくれることを意味します。

情報については、WEBやアプリからユーザーが登録することが可能です。

MEY全体で登録、もしくは預けられる情報としてはすでに

  • プロフィール

  • アンケートやキャンペーンのデータ

などが登録できますが、将来的には

  • ヘルスケアデータ

  • 購買情報

  • サイト閲覧情報

  • 位置情報

  • Iot機器によって収集される行動情報

  • 企業が保有する情報

などのデータも預けられるようになる予定です[1]https://www.youtube.com/watch?time_continue=99&v=Obfn-Qv-g4k

情報を活用する

情報の活用とは、

  • (任意の)キャンペーンやアンケートの応募

  • (許可した)企業への情報の提供

などを行う機能です。

MEYの利用者は自分のデータの提供先等を自身で選択し、提供したくない会社へはデータを渡さないことができます。

提供した情報の対価の受け取る

現在、個人に紐づく情報はとても高い価値を持っています。

じっさい、facebookなどの企業は個人の情報を活用して巨額の利益を得ています。

しかし、facebookをいくら使っても、ユーザは報酬を受け取ることができません。

MEYなら、ユーザーは提供した情報にふさわしい対価を得ることができます。

MEYには「MEYポイント」と呼ばれる独自のポイントがあります。

これが報酬として、ユーザーに還元されるようになっています。

MEYポイントの管理と交換

情報の対価として得たMEYポイントは、MEYのサービス内から確認できます。

そして、MEYポイントの管理もサイト内から可能です。

具体的には、MEYポイントは専用サイトを経由して、モノと交換することができます。

つまり、実質的にはお金と同じような価値を持っているということです。

MEYの使い方

ここまで、仕組みを簡単に説明しました。

ここからは、MEYの使い方についてです。

ですが、登録方法などについてはとても簡単ですので省略します。

ちなみに、2019年9月16日までとなっていますがMEYでは

「MEYに新規会員登録したら抽選で二人に一人が電子マネー200円分があたる」

というキャンペーンを実施しています。

興味がある方は早めの登録がおすすめです。

MEY(ミー)に登録

MEYの登録画面

プロフィールの登録

MEYの「プロフィール」では、

  • 名前

  • 住所

  • 生年月日

  • メールアドレス

  • 職業

などの、基本的なプロフィールを登録することができます。

データコレクションの登録

「データコレクション」はプロフィールと比較すると、かなり細かい情報を登録することができます。

とはいえ、用意されている質問に回答するだけです。

質問は、大きくは

  • 趣味

  • プロフィール

  • マネー

などのカテゴリに分かれて、非常に多くの質問が用意されています。

一度に全部回答するのは大変ですので、小分けにして少しづつ回答しても大丈夫です。

MEYベネフィットからアンケートやキャンペーンにかんたん応募

情報銀行「MEY」にはいくつかのコンテンツがあり、そのひとつが

「MEYベネフィット」です。

MEYベネフィットでは利用者は企業が実施する

  • アンケート

  • キャンペーン

などに、「プロフィール」や「データコレクション」で登録したデータをつかって簡単に応募することができます。

MEYの利用画面

企業のアンケートに回答したりキャンペーンに応募したい方はMEYに登録した際に割り当てられる「MEY-ID」を利用することにより、

  • 応募毎に個人情報を入力する手間が省ける

  • WEBなどからキャンペーンやアンケートの情報を探す手間が省ける

などのメリットがあります。[2]https://japan.cnet.com/release/30281358/

キャンペーンやアンケートに回答することは、自分のプロフィールや趣味嗜好などの情報を提供することでもあります。

なので、情報銀行のようなパーソナルデータプラットフォームと非常に相性が良いです。

それに、アンケートやキャンペーンへ応募した時は抽選ですが対価として

  • 電子マネー

  • ギフトカード

  • 電子チケット

などを受け取ることができます。

応募が簡単なので、時間や心理的な負荷が少ないお小遣い稼ぎサイトとしての利用も可能です。

マイデータ・バンク「MEY」は個人がパーソナルデータを預けることができるサービスです。この記事ではパーソナルデータをMEYに預けた運用実績を報告します。情報銀行でのお金儲けに興味がある方におすすめです。

MEYポイントについて

MEYには

「MEYポイント」

というユーザー向けの特典が用意されています。

MEYポイントは

  • プロフィールの登録

  • MEYベネフィットのキャンペーンに参加

などの行動をMEYを利用して行うことでたまります。

MEYははじめての情報銀行におすすめ

情報銀行はかなり新しいサービスです。

なので利用する側も不安を感じたり、使い方がわからなかったりすることが多いはずです。

この点でMEYを運営する株式会社マイデータ・インテリジェンスは電通系企業ということで安心して使えます。

使い方に関してもMEYベネフィットなら登録したデータを活用したキャンペーンやアンケートの応募という、これまでも馴染みがある行動なので使いやすいと思います。

MEYは信頼できる企業が運営しており、しかも使い方もわかりやすいのではじめての情報銀行におすすめです。

機能についてもMEYベネフィット以外のジャンルも増え、おそらく随時拡充するでしょうから、早いうちに慣れておくと良いかもしれません。

新しい産業として期待されている情報銀行サービスの内容を比較しました。自分の情報を安全に管理・運用してくれる会社に提供し、ベーシックインカム的な副収入を得たいと考えている方は参考にしてください。
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