2018年の段階でいくつかの大手企業が情報銀行への参入を表明しています。
情報銀行への参入を表明している信頼できる大企業のなかでも、もっとも本気度が高いように見えるのが三菱UFJ信託銀行です。
三菱UFJ信託銀行は情報銀行アプリとして
DPRIME(ディープライム)
を2019年3月までにリリースすることを公表しています[1]https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33146160Z10C18A7000000/。
DPRIMEについては、すでに2018年11月から
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アシックス
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テックファーム
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東京海上日動火災保険
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マネーツリー
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三菱UFJ銀行
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三菱UFJフィナンシャル・グループ
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レイ・フロンティア
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NTTデータ
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Japan Digital Design
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no new folk studio
などと一緒に実証実験をおこない準備を整えているようです。
この記事では三菱UFJ信託銀行の情報銀行アプリ「DPRIME(ディープライム)」の利用者側から見た仕組みについて、公表されている範囲でまとめたいと思います。
このページの目次
利用者からみたDPRIME(ディープライム)の仕組み
まず、DPRIMEにデータを預ける側の目線で、DPRIMEを使うとどのようなことができるのかをまとめたいと思います。
公表されている情報にもとづいてまとめますが、正式なリリース時には内容が変わっている可能性がありますので注意してください。
どんなデータが情報銀行に集約されているかの確認
DPRIMEのアプリを使えば、カテゴリごとに自分のどのようなデータが情報銀行に集約されているかを確認できます。
そして、自分のどんな情報がアプリと連携されているかも確認できます。
集約されているデータの可視化
集約されてデータは利用者が見やすいように可視化されます。
これにより、データの変化などがとてもわかりやすくなります。
情報を活用したい企業からのオファーの確認
情報銀行はただ情報を集約するだけでなく、情報を求める企業に安全に自分の情報を提供することができます。
よって、DPRIMEはどの企業から自分のどんな情報に対してオファーが来ているのかを確認できます。
データ提供料の確認と出勤
企業に情報を提供した対価として得たお金を確認でき、そしてお金を出金することができます。