Payme(ペイミー)は給料前払いサービス

インターネットを利用した給料前払いサービスが増えています。

2017年9月4日に給料前払いサービス「Payme(ペイミー)」がリリースされました。

企業向けのサービスですが、Paymeを導入している企業に勤務していれば周囲の目を気にすることなく給料を前払いしてもらえますので働いてる方も参考にしてください。

申請については社内では無くPaymeに申請すればすぐに手続きが終わります。

念のため補足すると、paymeは既に発生した給料、つまり働いた分の給料を受け取る給料前払いサービスです。

出勤していない分の給料を受け取る「給料前借り(バンス)」とは異なるサービスですので注意してください。

Payme(ペイミー)はスマホで完結する前払いサービス

Payme(ペイミー)はサービス導入企業の従業員が既に働いた分の給料を決められた支払日の前に受け取ることができるwebサービスです。

つまり給料日の前でも給料が受取れるサービスです。

日本人の定期的な収入は在籍企業からの給与であることがほとんどで、給与の支払いは月に1回の会社が多いです。

これまではもし冠婚葬祭等で急な出費が発生したとき、給料日前などで手持ちの現金が無いときは

  • 家族・知人から借りる

  • 消費者金融や銀行カードローンで借り入れをする

などによって一時的にしのいでいました。

しかし、家族・知人からお金を借りれば自分の印象が著しく悪くなりますし、何度もお願いできることではありません。

一定の収入がある人なら消費者金融やカードローンを利用すれば簡単にお金を借りれますが、最大で年利18%ほどの利息が付きます。

よって即返済できる人ならまだしも長期間に渡り借り入れ金額の返済をできない場合は金利分を損をすることになります。

もし返済できずに借金が膨らめば自己破産なども考えなくてはなりません。

こんな状況を給与前借りサービスは解決してくれます。

企業側としても自社の社員が消費者金融等で借り入れしてその結果として自己破産等になるよりは、社員の福利厚生の一環として給与前借りサービスを提供し、満足度を高めたり離職率を高めた方が長期的にはメリットがあります。

paymeパソコン画面

paymeパソコン画面

企業やサービスの概要

サービス導入の流れと使い方

  • 給料の前払いをする企業側

  • 給料日より早くお金を受け取る従業員側

の両方の立場からPaymeの使い方を見ていきます。

給料の前払いをする企業側

サービス導入にあたって、費用等はかかりません。

また、運用費用などもかかりません。

導入までの流れをまとめます。

  1. 資料請求

  2. Paymeへの申し込み

  3. 従業員情報の登録

  4. 従業員ごとのIDを受け取る

  5. 従業員へのサービス告知

  6. 利用開始

給料日より早くお金を受け取る従業員側

paymeは個人向けサービスではありません。

なのでpaymeを導入している企業に勤務することが前提条件となります。

導入企業で社員・アルバイトとして働いていることを前提として話を進めます。

まずはスマホからpaymeにアクセスしてください。

その後は

  • 会社のメールアドレス登録

  • パスワード設定

  • 前払いの申請

  • 早ければ即日に登録口座に入金

という流れになります。

Payme(ペイミー)を利用するメリット

次はPayme(ペイミー)を利用するメリットについて

  • 企業側

  • 従業員側

でまとめます。

企業側のメリット

Paymeを導入した企業は

  • 従業員への福利厚生の一つとして給料前払いを導入できる

  • 既に働いた分の前払いなので「前借り」とは異なり企業側のリスクは少ない

  • 「前払いができる企業」として採用時にアピールできる

  • 従業員が消費者金融やカードローンを利用する機会を減らせる

  • 導入や運営費用がかからない

などのメリットがあります。

全体としては人材採用や離職率の低下など、企業の人材確保の面でメリットがありそうです。

お金を受け取る従業員側のメリット

Paymeを導入している企業で働く従業員は

  • 必要なタイミングで働いた分の給料を前払いで受け取れる

  • スマホで簡単に前払い申請可能

  • 急にお金で困ったときに会社を頼れて、高い金利付きの消費者金融等を検討しないで済む

会社の給料は基本的に1ヶ月に1回しかないので、給料振込みのキャッシュフローが改善されます。

Payme(ペイミー)を利用するデメリット

次はPayme(ペイミー)を利用する際のデメリットについて

  • 企業側

  • 従業員側

でまとめます。

企業側のデメリット

企業側のデメリットは

  • 導入時にシステムの繋ぎこみが必要

  • セキュリティでトラブルが起きた時に対応しなければならない

などのデメリットがあります。

お金を受け取る従業員側のデメリット

従業員側のデメリットは

  • 利用することによって手数料(前払いの受け取り金額の3〜6%程度)が給料全体から引かれる

  • 企業によっては頻繁に利用すれば昇級等に響く可能性がある

などでしょうか。

前払いで受け取れる金額は正社員であれば給与全額の70%程度ですが、これはデメリットという程ではありません。

企業と従業員の両方にメリットはあるが・・・

paymeのような給料前払いサービスは企業とその従業員の両方にメリットがあります。

しかし、企業側から見ると

  • 何度も給料を前払いする従業員がいたら生活態度等に不安を感じる

  • 前払いサービスは従業員の口座等と連携するのでサイバー犯罪等が起きた時に不安

などの不安要素があります。

けれど従業員が消費者金融等を利用して借金地獄に陥るような出来事を予防できる仕組みではあるので、導入にあたっては従業員のマネーリテラリーのチェック等をしながら慎重に判断してください。

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