消費者金融では融資(借り入れ)の申し込み・審査をするにあたって様々な条件を満たす必要があります。
この記事ではもっともわかりやすい条件だと思われる、利用者の年齢にしぼった情報をまとめます。
まず最初に全体の概要をまとめると
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有名消費者金融が設ける下限は満20歳以上
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有名消費者金融が設ける上限は満70歳以下
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18歳・19歳の未成年が借りれるのは基本的に学生ローンのみ(ただし条件有り)
となります。
この記事ではそれぞれを順番にくわしく解説していきます。
先にふれておくと、
「年齢不問」「年齢制限なし」
のキャッシングは存在しません。
あったとしてたらそれは違法なものです。
よって借り入れ条件を満たしていない年齢の方は融資をあきらめるしかありません。
このページの目次
大手消費者金融の年齢制限(下限)一覧
まずテレビCMなどで有名な大手消費者金融が設定している、利用申し込み可能な年齢の下限をまとめます。
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アコム:満20歳以上
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プロミス:満20歳以上
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モビット:満20歳以上
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アイフル:満20歳以上
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レイク:満20歳以上
このように、基本的には20歳以上の成人しか借り入れの申し込みができないことがわかります。
未成年はCMをばんばん打つような有名企業からは借り入れができないのです。
返済能力が高い年齢が20歳以上
このページでは審査内容等について詳しく述べませんが、消費者金融各社は融資先(お金を借りる人)が返済可能だとシュミレーションできる範囲のお金しか貸してくれません。
これは貸し倒れや、借り入れがきっかけで自己破産に陥る人が増えるのを防ぐためです。
20歳以上の成人は
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勤務可能な職場が未成年(18歳・19歳)より増える
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勤務可能な時間帯が未成年(18歳・19歳)より増える
と判断され、将来にわたって継続的な収入が期待できます。
よって返済能力が高いとみなされ、借り入れが可能となるのです。
下限を設けているのは民法上の理由でもある
収入以外にも法律(民法)的な面からも各社下限を20歳としている理由があります。
というのも、民法では20歳未満の未成年が親の同意無しで行なった契約行為は取り消すことができると定めているからです。
消費者金融各社は慈善事業ではなくビジネスとして貸金業(かしきんぎょう)を営んでいます。
融資をした直後にその契約を取り消されたら審査等のオペレーションコストがかさみ損失を出すことになります。
借り入れ可能なのは20歳以上と設定しているのにはこんな理由もあるのです。
大手消費者金融の年齢制限(上限)一覧
大手消費者金融で借り入れ可能な年齢上限をまとめます。
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アコム:69歳以下
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プロミス:69歳以下
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モビット:69歳以下
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アイフル:69歳以下
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レイク:70歳以下
このようにほとんどが借り入れ可能なのは60代までとしています。
レイクのみが70歳でも審査の申し込み可能ですが、71歳になったら借りることができなくなります。
もし60代で自分はまだ若いと思っていても、日本人の平均寿命までそれほど長い時間は残されていません。
よって時間を含めた総合的な返済能力を考えると、20代30代と比較すると返済できる期間が少ないので返済能力は低いと判断されます。
なので審査に落ちやすくなりますが、これはどうしようもありません。
年金しか定期収入が無いと65歳が借り入れ可否のボーダーになる
年金受給者は定期的な収入を得ることができます。
年金受給者は国家が破綻しない限り安定した収入を得られます。
しかし、返済能力という点では心許ないというのが融資担当者の本音でしょう。
なので
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収入は年金収入のみ
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年齢が65〜69歳
この両方にあてはまる方はなかなか融資を受けづらいようです。
70歳になると年金以外の収入があっても厳しい
レイクは70歳でも借り入れが可能ですが、やはり70歳以上になると病気等のリスクがあり返済能力の面では不安があります。
なのでできるだけ消費者金融からの借り入れなどに頼らず、他の方法を模索した方が安全です。
18歳・19歳でも借り入れ可能な学生ローン
学生向け(大学生・短大生・専門学生)の消費者金融と言える「学生ローン」なら会社によっては18歳・19歳の学生でも借り入れが可能です。
※学生でも満20歳以上であれば大手消費者金融への申し込みが可能です
ただし、未成年の場合は条件として「親の同意書」が必要となります。
そして成人向けの消費者金融と比べると
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店舗・ATMが少ない
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学生証の提出を必須としている
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利用限度額が低い
などの特徴があります。
また、学生ローンだからといって利息が低いということはありませんので注意してください。
18歳・19歳でも借り入れ可能な学生ローンとして有名な会社一覧
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学生ローンのカレッヂ
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学生ローンのアミーゴ
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フレンド田(デン)
18歳・19歳でもクレジットカードのキャッシング枠は利用できる
ここでは詳しく触れませんが未成年でもクレジットカードに付帯しているキャッシング枠であれば利用可能です。
しかし、数万円程度の借り入れしかできないので、少額しか利用できません。
借り入れ年齢に関してやってはいけないこと
ここからは消費者金融の借り入れで、年齢に関することでやってはいけないことをまとめます。
文書を偽った年齢詐称は文書偽造罪に該当
未成年は基本的に消費者金融を利用できません。
そのせいか、中には免許証や学生証等を偽造したり、盗用してまで借り入れの申し込みをする人がいます。
このような行為は「文書偽造罪」とされ、立派な犯罪行為です。
他人になりすましてまでお金を借りたりしたら後で大変なことになりますので絶対に止めてください。
どんな年齢でも返済計画を元に借り入れをする
ここまで消費者金融で借り入れ可能な年齢について説明してきましたが、どんな年齢であれ大事なことは
「しっかりとした返済計画を立てて借り入れをする」
ということです。
具体的には収入と支出のバランスを考えて、計画的に借り入れをするということです。
計画的な返済プランがあっても、目的の無い借り入れは厳禁です。
特に若い年齢だと将来に対して楽観的になり、つい遊び等の資金のためにお金を借りたりしがちですが、このような借り入れは言語道断です。
もし借り入れをするなら将来の目的のために計画的に行ってください。