宅配物のドライバー不足が叫ばれている昨今ですが、シェアリングエコノミーの力で解決しようとする動きが増えています。
株式会社セルートが2017年8月中旬にリリースしたアプリ「DIAq(ダイヤク)」はその中のひとつです。
DIAq(ダイヤク)は
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すぐに荷物を届けたい人
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荷物を運んでお金を得たい人
この両者を仲介して繋げるマッチングプラットフォームです。
シェアリングエコノミー内でカテゴリ分けすると、「スキル」「知識や労働力」のシェアに該当し、さらに詳しくは「配送のクラウドソーシング」となります。
このページの目次
DIAqのドライバー(運送者)は副業向き
DIAqのドライバーは法人・事業者でも個人でもDIAqのプラットフォームを利用して荷物配達の依頼を受けることができます。
※オープン当初は法人・事業者のみに限定する予定
そして、その報酬としてお金を受け取ることができます。
アプリを使って仕事を請け負うので、
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仕事の帰りに荷物を受け取り、自宅に近くに届ける
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子育ての隙間時間を使って副業として近隣の荷物を届ける
などのように手軽に仕事をすることができます。
ドライバー登録方法
ドライバーとしてDIAqで働きたい方は、まずはアプリをダウンロードしてください。/p>
アプリを起動したら必要事項を入力してください。/p>
入力したら必要書類の送信と審査にうつります。/p>
必要書類の送信と審査
登録が完了したら送られてくるメールの指示に従い必要書類を用意して提出してください。
必要書類は本人確認や荷物の運送に適した車両をもっているかどうかの確認に使われます。
例を挙げると軽四輪運送者として登録した場合の必要書類は
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運転免許証(表面・裏面)
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貨物軽自動車運送事業経営届出書
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車検証
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自動車損害賠償責任保険証明書
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自動車保険(任意保険)証券
となります。
これらの書類を送信した後は審査が入り、審査を通過したら
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DIAqアプリに表示する運送者情報を登録
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アカウント情報を受け取りDIAqにログインして仕事の開始
となります。
ドライバーになるのにユニフォームは不要
DIAqのドライバーになるのに専用のユニホームは不要です。
なので仕事(本業)の空き時間等でもそのときに着ている服のままドライバーとして仕事ができます。
運送に使える車種
運送に使える車種は
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軽四輪
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バイク
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自転車
となっています。
ただし、軽自動車や中型2輪を利用する時は貨物軽自動車の届け出が必要となります。
報酬には仲介手数料がかかる
配送料についてはDIAqの運営会社が基本的には20%を仲介手数料として抜きます。
手数料が引かれた分がドライバーの報酬となります。
ちなみに配送先とのお金のやりとりはありませんので、お金はDIAqの運営会社から受け取るだけです。
運送料金・運送範囲を自分で設定できる
DIAqではドライバー個人が
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運送料金
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運送範囲
を決めることができます。
運送料金を安く設定すれば競合となる他のドライバーより仕事の依頼を受けられやすくなります。
評価システムに注意
シェアリングエコノミーサービスではお馴染みの評価システムがDIAqにも導入されています。
なので配送した時のマナー・言葉遣い等によって評価が上がったり下がったりします。
評価が高い方が仕事を依頼してもらえやすくなりますので、配達時は
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服装
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マナー
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言葉遣い
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荷物の扱い方
などに注意してください。
評価の部分はシェアリングエコノミーの肝の部分ですので、自分の信頼性を高くする努力をして無駄になることはありません。
配送を依頼する側のメリット
ここまでドライバー側にたって仕組み等を説明してきましたが、配送を依頼する側についても補足します。
配送を依頼する側としては
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自分の近くにいる人に対してすぐに配送を依頼できる
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女性だけを指定するなど、自分で配達してくれる人を選べる
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スマホアプリで簡単に依頼できる
などのメリットがあります。