「絶対に信用スコアをアップさせる」という詐欺業者は危険

信用スコア詐欺

「信用経済」や「評価経済」などの言葉が使われることが増え、この流れは強くなる一方のように感じます。/p>

もし日本でも中国の代表的な評価経済的なサービスである芝麻信用のような

「信用スコア」

が導入されたら社会に大きな影響というか変化を与えます。

具体的には、信用スコアは高ければ高いほど様々なサービスで優遇されるので、人々(特に若い人たち)は競って高い信用スコアを得ようとするでしょう。

時には友人や家族など、他者と自分のスコアを見せ合い、比較して一喜一憂することもあると思います。

高いスコアを羨ましがられたりするかもしれません。

つまり高スコア取得者には

  • 実利的な利益

  • 心理的な利益

この2種類の利益があるということです。

なので信用スコアを上げたいと思うのは普通のことです。

このような心理を狙って儲けようとする人たちはいつの時代もいます。

なので、信用スコアのアップをネタに様々な詐欺や犯罪なども生まれるはずです。

利用者は詐欺を企む人(業者)に騙されないように注意・警戒しなくてはなりません。

信用スコアが絶対に上がる方法はごくわずか

信用スコアアップを餌につかって人を騙そうとする人は

  • 「絶対に信用スコアが上がる方法を知っている」

  • 「運営や関係者しか知らない裏技を知っている」

などの言葉を使ってターゲットに接触してくるはずです。

信用スコアの普及状況次第では

  • 電話

  • 迷惑・スパムメール

  • 路上や街頭での勧誘

  • DM(ダイレクトメール)

  • リスティングをはじめとしたネット広告

などの方法も使うでしょう。

しかし、絶対に信用スコアが高くなる方法というのは運営が公表している方法以外にはありません。

信用スコアサービス運営者以外の人がわかるのは

  • 信用スコアが上がるかもしれない

  • スコアがアップする可能性が高い

などに該当する方法だけです。

Googleの検索エンジンの対策である「SEO(検索エンジン最適化)」で絶対に順位が上がる方法がないのと同じですね。

ちなみに、SEOの世界は詐欺業者が今も昔もたくさんいることで有名です1)今も業者に騙される人はたくさんいるはずです。

検索エンジンや信用スコアについては、システム上の欠陥を見つけてそこを狙うことはできますが、欠陥はすぐに改善されるので長期的な観点では欠陥を狙うような行為はおすすめできません。

逆にペナルティを受ける恐れなどがあるからです。

価値が高いデータは常に変わる

信用スコアは個人のデータを分析することによって総合的にスコアリング(数値化)されます。

単一のデータの価値だけでなく、データ同士の相関関係も分析するので、非常に複雑な要素が絡んでいます。

さらに、

  • データの価値

  • データ同士の相関関係

は、常に変動する要素です。

社会や価値観の変化や新しい相関関係の発見によってこれらはすぐに変動してしまいます。

なので、絶対に信用スコアが高くなる方法というのは人としての価値を証明する普遍的な行動以外では難しくなります。

普遍的な行動はその普遍性から誰にでもわかります。

なので詐欺目的の業者にわざわざお金を払ったりして教えてもらう必要はありません。

診断・判定しているのは人ではなくAI(人工知能)

信用スコアの診断・判定をしているのは人ではなくAI(人工知能)です。

AIが客観的にデータを分析することによって個人の信用力が信用スコアという形式で数値化されるのです。

AIがどんなデータを根拠にその人の信用スコアを算出したかは誰にもわかりません。

もしかしたら人工知能の開発者など、内部の人ですらわからないかもしれません。

このようなこともあり、絶対に信用スコアが高くなる方法は誰にもわからないのです。

開発者でもわからないので、詐欺などをたくらむ外部の人間がわかるはずもありません。

どのような内容の詐欺が考えられるか

ここまで説明してきたように、信用スコアをネタにした詐欺話にのっても信用スコアが上がることはほとんどありません。

ネットを使って調べた信頼できる情報を参考にして行動する方がよっぽど有効的だと思います。

しかし、信用スコアをネタにして儲けようとする人は必ず現れるでしょうし、

  • 信用スコアアドバイザー

  • 信用スコアカウンセラー

などの名称でブログやTwitterなどのSNSアカウントを作り、信用スコアについて悩んでいる人を集客するはずです。

もちろんこのような人達の全員は悪質な業者ではないと思いますが、法人企業でもない限りお金を払って自分の信用スコアを上げる必要があるとも思えません2)信用スコアは個人だけでなく法人や事業主も格付けできます。

ここからは人を騙そうとする人たちがどんな内容の話をもってきて人を騙そうとするかを考えます。

騙す人

種類その1. ネットでの購入や登録を促す

もっとも多そうなのが、LINEのメッセージやメールなどにURLを送りつけ、

  • このURLからサイトの登録するとスコアが上がる

  • このURLからモノを買うとスコアが上がる

などの文句で登録や購入を促す方法です。

それぞれ

  • サイトの場合:このサイトに登録している人は性格的に真面目な人が多いからスコアが上がる

  • モノの場合:これを持っている人は富裕層が多いから信用スコアが上がる

などの情報で補足もするはずです。

このような方法で登録や購入をしたら、そのURLの送り手に対して不正なアフィリエイト報酬が発生するだけです。

よって信用スコアとは何も関係がありません。

種類その2. ワンクッションはさんでの詐欺

投資等の詐欺で騙される人のニュースは日本では定期的に流れます。

この手の詐欺でよく使われる方法が、ワンクッションはさんでの詐欺です。

具体的には

  1. (騙す側が)高配当の投資などの儲け話をターゲットにもちこむ

  2. ターゲットが警戒しないように、最初は少額を騙し取る

  3. 受け取った少額のお金に対してはかなり高いリターンを騙す相手に渡す

  4. リターンが返ってきて相手が安心したときに追加で話をもちこみ、相手から大きなお金を引き出す

  5. 音信不通になる(お金を騙し取る)

このような流れの詐欺です。

相手とのコミュニケーションを何回もして関係性を深めたり、わずかな額とはいえリターンを本当に渡すことが相手を信頼させる手法です。

このような詐欺に日本人は弱いとされています。

よって信用スコアについても、運営が公表していて誰もが知っているような信用スコアを上げる方法を高齢者などの知識がない人に教えて、そして本当にスコアが上がったときに嘘の方法を教えるなどして騙す人が現れるはずです。

信用スコアを上げるシンプルな考え方

ここまで信用スコアの詐欺の方法ついて説明してきました。

詐欺のネタになるということは、それくらいみんな信用スコアを上げたいということでもあります。

ただ、誰もが楽して信用スコアを上げたいと思うから悪質な詐欺業者にその気持ちをつけこまれるのです。

基本的な考え方はとてもシンプルなので、自分の努力で自分の信用力を高めることがスコアアップの近道だと思います。

個人のお信用スコアを上げる方法について全般的に解説します。信用スコアがなかなか上がらないなど、スコアアップについて悩みがある方は参考にしてください。

脚注・引用   [ + ]

1. 今も業者に騙される人はたくさんいるはずです。
2. 信用スコアは個人だけでなく法人や事業主も格付けできます。
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