UberEATSのパートナー配達員(ドライバー)

UberEATS(ウーバーイーツ)

配車アプリで有名な「Uber(ウーバー)」による食事宅配サービス

「UberEATS(ウーバーイーツ)」

は東京の一部地域ではじまってから徐々にエリア拡大中です。

エリアの拡大にともなって配達員として働ける地域も拡大していますので、好きな時間に好きなだけ働けるアルバイトに興味がある方はUberEATSに登録してお金を稼いでください。

この記事ではUberEATS(ウーバーイーツ)の仕組み等を含めてアルバイト配達員になりたい人向けに詳しく解説します。

全体を先にまとめると特に大学生など、時間や体力に余裕がある男性に向いている仕事です。

レストランの食事宅配サービスUberEATS(ウーバーイーツ)

UberEATS(ウーバーイーツ)は配車アプリとして世界的に有名なUber(ウーバー)社のサービスのひとつで、日本では2016年の9月30日にサービスがスタートしました。

UberはシェアリングエコノミーにおいてAirbnbと並ぶ代表格とされているだけあって、UberEATSは既存の宅配サービス業界を構造的に変えるサービスです。

まずUberのサービスを説明すると、Uberは車のドライバー(運転手)となって副収入(アメリカなどではUberドライバーが本業の人もいます)を得たい人と、タクシーより格安で車に乗りたい人と結びつけるマッチング型のサービスです。

UberEATSもやろうとしていることはこれと似ています。

簡潔に表現するとUberEATSは

  • 自分たちのキッチン・厨房で食事を作れるけど、配達等の人員・設備が乏しい作り手(売り手)

  • 自宅や職場にいながら有名レストラン等での美味しい食事を食べたい買い手

を結びつけるマッチングサービスとなります。

そしてUberEATSの配達員は、両者を距離・位置的に結ぶことによって報酬を得ることができる仕事です。

UberEATSトップ画面

UberEATSトップ画面

レストラン側がUberEATSを利用するメリット

UberEATSはこれまでピザ屋やお弁当など、食べ物・レストランの宅配サービスが自分たちで担当していた物流(配達)の部分をパートナー配達員として登録している個人に業務委託できます。

UberEATSを利用することにより、食べ物を作るレストラン等は

  • 自前で車やドライバーを用意する必要が無い

  • ドライバーへのコストは雇用した時と違って注文ごとの従量課金制(税込380円)

  • UberEATS内に表示されるため広告宣伝費を抑えられる

などの理由によって宅配サービスへの対応がかなり容易になります。

すべて自分たちで賄おうとすると

  1. 配達に使う設備(車・バイク・自転車等やそれらを置くスペース)を用意する

  2. 配達員(ドライバー)を募集して、雇用する

  3. 配達員(ドライバー)を店内やお店の近くに待機させる

  4. お客から注文を受ける

  5. 料理を作る

  6. 料理をドライバーに渡し、ドライバーが運ぶ

  7. 注文者に届け、お金を受け取る

  8. ドライバーはお金をお店に運び、再び待機する

という流れになりますが、UberEATSの加盟店なら料理を作り、ドライバーに渡すだけで済みます。

お金はUberがお客さんからクレジットカードで受け取るので代金未回収の心配はありません。

お店側としてUberEATSに飲食店として登録し、宅配用の器を用意すれば即宅配事業に参入できますので、販路を簡単に拡大できるというメリットがあります。

ここまで仕組みや飲食店(加盟店)側のメリットを説明してきましたが、ここからはパートナー配達員について細かく解説していきます。

UberEATSのパートナー配達員とは?

UberEATS(ウーバーイーツ)のパートナー配達員とは、日本風に言えば宅配のドライバーです。

UberEATSの配達員になれる資格を持つのは

  • 18歳以上の男女

  • スマホ(iPhoneもしくはAndroid)を持っている

  • スクーターか自転車を持っている

という条件をすべて満たす人のみです。

配達に自分のスクーター(125cc未満の原動機付自転車)を使う場合は

  • 運転免許証を持っている

  • 自賠責保険、任意保険に加入している

を登録条件にしており、配達に自転車を使う場合は

  • 自転車を運転できること

を条件にしています。

なお、配達用の自転車・スクーターは自分で用意する必要(自分も物である必要はなく、シェアサイクル等でも良い)があり、スクーターのガソリン代は自腹です。

パートナー配達員は正社員・アルバイトなど、雇用される訳ではありません。

業務委託となり、出勤時間などの拘束は無く好きな時間に専用アプリを起動して待機するだけです。

業務委託なのでできれば個人事業主の登録をしておいた方が良く。報酬額が増れば確定申告をして税金を納める必要も出てきます。

パートナー配達員はアルバイトではなく業務委託

UberEATSの配達員はUberのドライバーと同じく業務委託です。

厳密に言うとアルバイトではありません。

なので

  • 時給保証等は基本的に無いので給料は決まっていない

  • ドライバーとして得た収入は毎年確定申告をする

ということになります。

普通のアルバイトや正社員とは違い、被雇用者になる訳ではありません。

さらに出来高制の仕事です。

よってしっかり稼ごうとしたら自分で知恵を絞ったり体を動かしたりと、努力する必要があります。

パートナー配達員の登録方法と利用可能エリア

パートナー配達員の登録条件を満たす方は、配達員募集ページ(https://www.uber.com/signup/drive/deliver/)に移動してください。

必要事項を記入し、進んでいくとUberのドライバー用スマホアプリ「Uber Partner」がダウンロードできます。

あとはアプリを起動して、情報を入力してください。

運転免許証等必要な書類を送信すれば登録完了です。

ただ、2018年2月現在はUberEATSに対応している地域は限定されており、

  • 東京23区

  • 神奈川県横浜市の一部エリア

となっています。

※対応区域といっても区全体に対応している訳ではありませんので注意してください

なのでパートナー配達員として働けるのは11時〜23時くらいの食事時に対応エリア付近にいることができる人のみです。

オフィスアワーに待機できない人には向きません。

対応エリアが順次拡大されるそうですが、サービスの性質上おそらく若い従業員が多い地域やIT系企業が多く入居するオフィス街などが優先させるのではないでしょうか。

営業時間

UberEATSの営業時間は

  • 午前11時から

  • 午後11時まで

の12時間となっています。

よってドライバーとして勤務可能なのも上記の時間帯です。

パートナー配達員の仕事内容

パートナー配達員の仕事はシンプルに言うと

  • 配達可能な地域で待機して

  • 注文が入った時にお店に行き料理を受け取る(専用の配達用バッグは事前にもらえます)

  • 指定の場所に料理を届ける

これだけです。

もちろん服や配達用の自転車やスクーターの用意は必要ですが、基本的にはこれだけです。

雰囲気や仕事の流れとしてはタクシーの運転手に似ています。

タクシーの運転手と同じく注文が入りそうな場所にいないと注文(お客さん)をもらうことはできません。

配達先のお客さんからドライバーへの評価のフィードバックがあるのはUberのドライバーと同じです。

というよりは顧客による個々への評価制度はシェアリングエコノミーの特徴とも言えます。

ドライバーの質を維持するために導入されていますので、プロの宅配業者のように振る舞うことができれば自然とお客さんからの評価が上がります。

後述しますが評価の高いドライバーにはインセンティブが用意されています。

報酬は時給制ではなく成果報酬型

報酬額は時給等ではなく、注文を受けて届けた回数や距離によって変動します。

詳しく言うと、料金の受け渡しによってもらえる報酬は毎回固定ですが、配達した距離によって報酬は変わります。

なので待機しても注文が無ければ報酬はゼロ円です。

よって効率的にお金を稼ぐためには

  • 注文が多そうな地域や人気のある提携レストランの近くで待機する

  • 競合となる配達員が少なそうな穴場を探す

  • 宅配の繁忙期(時期・時間)を狙う

などの工夫が必要となります。

さらに、配達先からの配達員に対してのレビュー(評価)の高さによっては優先的な注文を受けれたり、報酬額が高くなります。

基本的には頑張れば頑張るほどお金が稼げるようになっています。

報酬に関しては毎週月曜日に締めて、金曜日に支払われます。

日払い即金ではありませんが、支払いサイトはかなり好条件です。

※オープン時等は給料保証がありましたが、継続するとは思えませんので歩合制だと考えて登録しておきましょう

報酬額は固定ではなく変動します

報酬は

  • 配達距離

  • ブースト

  • 天候等によるインセンティブ

等によって変動しますので、1回の配達でいくらもらえる、というものではありません。

都度自分のアプリにログインして確認してください。

なお、UberEATSではチップについては特に禁止していません。

これは海外発のサービスだからでしょう。

とはいえトラブルを予防するためにはチップは受け取らないようにする方が安全です。

まとめると「男子大学生におすすめの副業」

UberEATSは

  • 18歳以上の男女であれば働ける

  • 元手がかからない

  • 大きなお金を稼ぐことは難しい

という条件なので、基本的には本業ではなく副業向きです。

特に平日休みの方は平日の昼間などにオフィス街で待機していればデリバリーの注文などをもらいやすくなるでしょう。

ただし、アプリをオンラインにして待機してもすぐには注文が無い時もあることから時間や体力に余裕がある男子大学生などに向いています。

子育て中の主婦などは時間に制限がある上に、自転車に乗って体力を消費したり、運転による交通事故等の危険性があるのであまり向かない可能性があります。

それと個人宅に訪問することもあるので、女性の場合は男性と比較してそれなりに危険性があるのは間違いありません。

働く場合は服装に注意するなど、少しでも危険性を減らしましょう。

配達員の求人応募は公式サイトから

UberEATSの配達員になるには

  • 公式サイトから直接応募する

  • バイトル等の求人情報サイトから応募する

などの方法があります。

バイトル等を利用するメリットは特にありませんので、興味がある方は以下のURLから登録してください。

・UberEATS公式サイト

https://www.uber.com/signup/drive/deliver/

登録にあたって不安がある方は疑問点などをまとめて、定期的に開催されている採用説明会に参加しましょう。

パートナーエキスパートも募集中

Uberではウーバーイーツの配達員だけでなく、Uberのスタッフとして働く人も募集しています。

求人情報サイトの「Wantedly」では配達員の募集に関する仕事をする「パートナーエキスパート」という職種で募集があります。

興味がある方はWantedlyから登録してください。

ページ作成にあたって参考にしたサイト

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