TABICA(たびか)は自分が体験の主催者(ホスト)となって、応募してきた人(ゲスト)をもてなすことができる体験のマッチングプラットフォームです。
インターネットの発達によってブログやtwitterなど、個人が世界に対して情報を発信をできる場が増えました。
そして、次の段階として個人がシェアリングエコノミーサービスなどを通して
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自分の時間や労働力
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得てきた知識や経験
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管理している部屋や空き場所(スペース)
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自分が所有するモノ
などをC to C(個人対個人)で売る時代になりつつあります。
そして、TABICAは自分が持っている特定のジャンルの知識や経験を「体験」として売れるサイトです。
「モノよりコト」
という時代の流れを強く感じることができるサービスでもあります。
・TABICA公式サイト
このページの目次
メディアでも個人で活動する人が脚光を浴びることが増えている
インターネットの普及により、情報がとても簡単に、しかもほぼ無料で手にはいる時代になりました。
そんな時代において、旅行代理店が企画するありきたりな旅行ツアーや誰でも知っているような観光地は以前と比べてその魅力を失いつつあります。
同じく雑誌・テレビのような巨大メディアの影響力は今も強いですが、昔と比較すればやや低下しているのを感じます。
対して影響力が強くなっているのはこれまで注目されなかったような場所や、特定のジャンルに特化して詳しくなった個人が発信する情報です。
これもブログやtwitterのようなインターネットの個人メディアの普及が関わっていると思います。
その結果として個人ブロガー・インスタグラマー・Youtuberがそのジャンルにおいては芸能人やプロ・専門家以上の力を持つことが増えました。
テレビ番組でも「マツコの知らない世界」などで個人で活動してきた人物が脚光を浴びるようになり、ブログ等の自分のメディアをきっかけとしてテレビ等のマスメディアで活用する人も増加中です。
なので、tabicaのホストもtabicaで活動したり自分のメディア(ブログ・twitter・Instagram等)で情報を発信すれば、それをきっかけに他のメディアからのお誘いを受けるかもしれません。
まずは自分の知識や経験を外部に発信することが重要です。
そうすれば「好きなことを仕事にする」というかなり難しいことを実現するための第一歩になるかもしれません。
TABICAの体験ホスト登録条件
TABICAのホストの登録条件は
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20歳以上の男女
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自身が体験のガイド・案内ができる
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メールと電話が使える
以上です。
そして、ホストが作る体験の条件は
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日本国内で開催される
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現地で集合して現地で解散する
このようにとてもシンプルです。
意外と大事なのが現地集合現地解散です。
これを守らないと違反行為となりますので絶対に守ってください。
ちなみに、個人だけでなく法人や行政でもホストになれます。
げんにTABICAは地方自治体等と提携し、地域活性化の方法としても注目されています。
体験プランとして用意されているカテゴリと募集可能エリア
tabicaには「カテゴリ」が用意されています。
自分がゲストをもてなせる体験プランがどのカテゴリに該当するかはプランを作る前に確認しておきましょう。
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街歩き
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ファミリー向け自然体験
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寺社・日本文化
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ワークショップ
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自然体験
そして、tabicaでは2017年7月現在募集エリアが下記のように限定されています。
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関東地方(1都3県)
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関西地方(2府1県)
ですが、上記地域以外でも体験は掲載されていますので、地域に該当しない方は運営会社に相談してください。
新規登録方法
tabicaトップページにある
「体験・イベントの掲載をご希望の方へ」
をクリックし、次のページで募集の概要をチェックします。
そして問題がなければ
「体験・サービスのホストになりたい方はこちらをクリック」
をクリックして登録フォームに移ります。
facebookアカウントでも登録できますが
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メールアドレス
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パスワード
での登録も可能です。
入力したら次は
「体験・イベントの案内人登録」
へと移ります。
ここでは
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名前
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フリガナ
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電話番号
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本人確認画像
を登録します。
これで、会員登録はいったん完了です。
ログイン後のマイページ・管理画面はとても便利
ホストとしてログインすると管理画面(マイページと呼ばれます)から
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売り上げ管理
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プロフィール設定
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体験・イベントの追加
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旅コミュニティ
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ホストマニュアル
などが確認可能です。
この画面を使って体験・イベントを登録したりゲストからの質問に答えます。
ホスト向けマニュアルはとても充実している
管理画面からは「ホストマニュアル」が閲覧可能です。
詳細に渡って解説されていますので、このマニュアルを読めばかなり細かい部分まで把握できます。
マニュアルの中から必ず知っておきたい重要な部分を抜き出します。
tabica側の手数料
tabicaを利用することによって体験ホストは
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お金のやりとりをゲストをしないで済む
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ゲストの集客をtabicaに任せられる
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tabicaのシステムを使ってイベントやゲストを管理できる
などのメリットがあります。
そして、利用にあたっては手数料がかかります。
月額費用等ではなく、イベント・体験が開催された際に発生します。
手数料は下記のように設定されていますが、タイミングによって変更になる可能性がありますので随時マニュアルを確認してください。
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〈大人・中学生・高校生〉
参加料金1200円以上4000円未満→手数料1200円固定
参加料金4000円以上→手数料30%
〈小学生〉
参加料金750円2500円未満→手数料750円固定
参加料金2500円以上→手数料30%
〈幼児・乳幼児〉
参加料金450円以上1500円未満→手数料450円固定
参加料金1500円以上→手数料30%
売上報酬(お金)は当月末締めの翌月払い
tabicaで得た売り上げはマイページから登録した口座に振り込まれます。
報酬は月末に締めて、翌月末に振り込まれます。
なお、手数料が引かれますので体験を作成する際は手数料のことも入れて料金設定してください。
納税についてはtabica側が源泉徴収票・支払調書を作成してくれます。
なので、これらを利用して自分で確定申告をして税金を納めてください。
ゲスト向けの保険の「TABICAケア制度」
体験を提供するホストを守る意味合いもあって、tabicaではゲスト向けの保険「TABICAケア制度」が用意されています。
内容は
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ゲストの傷害事故等の発生時のお見舞金
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イベント中の賠償事故の補償
となっています。
内容の詳細についてはマニュアルを確認してください。
クーポン的に使えるギフトコードで自分の体験を宣伝できる
マイページ内には「友達紹介」の仕組みもあります。
友達紹介から取得できるURLを使えば、そこから登録した人に対して2,000円分のポイントが付与されます。
そして、登録した人が体験に参加したら紹介した人に対しても2,000円分のポイントが付与されます。
このポイントはtabicaでイベントに参加・予約する側として使えますので、ポイントを為にtabicaの人気ホストがどんなおもてなしをしているか実際に体験するのに使うのに役立ちます。
tabicaは趣味が高じて仕事に・・・という展開に憧れている人向けの仕事
ツアープランナーなどになるには資格が必要です。
そして、ツアープランナーの多くは旅行代理店に勤務しますので会社員として働くことになります。
しかし、仕事ですので自分のやりたいことを実現できるとは限りません。
tabicaの体験ホストはツアープランナーで無くても規約を守ればツアープランナー的な仕事ができます。
そして、個人として自由に体験を企画し、ゲストを喜ばしながら収入を得ることも可能です。
tabica側でお金の管理や集客をしてくれますので、ホストは「おもてなし」の内容に集中することができます。
これは通常の会社員として旅行やイベント関係の仕事をしていてはなかなか難しいことです。
自分の趣味として培ってきた知識や経験を使って人を喜ばせたり、お金に換えたりしたいと考えている方はぜひtabicaでチャレンジしてください。
リスクは少ないですし、メディアに取り上げられたり、友達が増えたりする可能性があるのでメリットがとても大きいお仕事です。
tabica側で募集することもあります
tabicaのホストになりたいと思ったら自主的に登録することになります。
しかし、ホストの内容によってはtabica側で募集をしていることがあります。
過去の募集があった例は
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街歩きガイド
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カメラマン・フォトグラファー
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味噌づくりできる人
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「郷土料理教室」の先生
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そば打ちできる人
などです。
おそらくtabica側で需要があると判断している内容で人に教えることができる人を募集していますので、人の教えられるような知識・経験がある方は応募してみてください。
募集によっては
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ガイドデビューしたら現金10,000円
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参加費が1回無料になるクーポンプレゼント
などの特典があります。