株式会社メルカリはフリマアプリで有名ですが、フリマアプリ「メルカリ」以外にも100%子会社の株式会社ソウゾウを通して様々なサービスを展開しています。
この記事では株式会社メルカリとソウゾウが自社で運営する消費者向けサービスの
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サービス内容
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ユーザー情報(会員数や属性)
についてを一覧でまとめたいと思います。
このページの目次
株式会社メルカリとソウゾウが運営する自社サービスは6個
株式会社メルカリのホームページ内にある「プロダクト」のページを確認すると、公開されているサービスは計3個で、
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メルカリ(mercari)
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メルカリ カウル(mercari kauru)
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メルカリ メゾンズ
ということがわかります。
これらにプラスして、シェアサイクルサービスの「メルチャリ」がまずは福岡でサービスを開始しています。
ちなみに、どのサービスもメルカリのアカウント(共通ID)があれば手間なく簡単に登録・ログインできるようになっています。
他にもこの仕組みにより
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決済方法などを登録・選択する手間がはぶける
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プロフィールを設定する手間がはぶける
などのメリットがあります。
それぞれのサービスを詳しくみていきます。
メルカリはフリマアプリの王者
メルカリはいわずとしれた日本を代表するフリマアプリです。
仕組みとしては
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スマホで簡単に不要なモノを売りたい人
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気軽に安い値段でモノを買いたい人
この両者をマッチングしてくれるCtoC型のサービスです。
メルカリは、おそらく日本のスマホユーザーでメルカリのことを知らない人はいないだろうというくらいの高い知名度を誇ります。
知名度が高いだけでなく利用者数も多く、ダウンロード数は2017年12月に全世界で1億ダウンロードを超えたと発表されました[1]https://about.mercari.com/press/news/article/100million_downloads/。
国別で見ると
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日本:6,000万ダウンロード
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アメリカ:3,000万ダウンロード(2017年11月)
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イギリス:1,000万前後
となります。
この会員数のうち、どのような年代のユーザーが多いかは公表されていません。
しかし、主要な利用者は10代後半から20代・30代とされています。
・メルカリ公式サイト
メルカリカウルはメディア専門のフリマアプリ
メルカリ カウルも運営会社は株式会社ソウゾウです。
メルカリカウルは
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本
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CD
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DVD/Blu-ray
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ゲームソフト
などのメディアに特化した専門のフリマアプリです。
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自分が購入した本やゲームを販売したい人
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定価より安く本やゲームを購入したい人
この両者をマッチングしてくれます。
売りたい商品のバーコードを読み込んで撮影するだけという手軽さが特に若い層からウケているようですが、会員数や属性は公表されていません。
・メルカリ カウル公式サイト
シェアサイクルのメルチャリ
メルチャリはメルカリグループでははじめてのリアルでモノをあつかうサービスです。
そして、フリマアプリのようなCtoC型でもありません。
簡単に言えば自転車のシェアリングエコノミーサービスで、利用者はメルカリのアカウントを使い、「ポート」と呼ばれる自転車が置いてあるスポットから自転車に乗ることができます。
利用料金は1分ごとで課金され、1分あたり4円となっています。
利用者はお金を払って自転車に乗るだけではありません。
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故障した自転車の報告
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乗り捨てられた自転車の報告
などの道徳的な行動をすることによって運営から「マイル」というポイントをもらえます。
この仕組みによって運営と利用者が一体となってサービスを運営するようになり、参加者の増加が期待できます。
・メルチャリ公式サイト
ブランド品の売買に特化したメルカリメゾンズ
メルカリ メゾンズも運営会社は株式会社ソウゾウです。
メルカリ メゾンズは大人向けメルカリというべきか高級バッグや洋服など、ブランド品専門のフリマアプリです。
ブランド専門というだけあり、偽物の出品にもしっかり対策を打っており、ネットでも安心してブランド品を売買できるようになっています。
メルカリ メゾンズがマッチングしてくれるのは
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ブランド品を出品してお金に換えたい人
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ブランド品を購入したい人
です。
こちらも会員数は未公表です。
・メルカリ メゾンズ公式サイト
https://www.mercarimaisonz.com/
※メルカリアッテは2018年8月31日でサービスが終了する予定です
スキルシェアのteacha(ティーチャ)
teacha(ティーチャ)は株式会社ソウゾウが運営するサービスで
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自分の知識や技術を誰かに教えて報酬を得たい人
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学校やカルチャースクールなどではなく、個人にプログラミングや英語など教わりたい人
をマッチングするスキルシェアリングアプリです。
teachaによってメルカリはフリマアプリのような形のあるモノだけでなく、
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知識や経験
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時間
などの形にならない無形財産の売買にも参入することになります。
公式サイトではユーザーとパートナーになってくれる企業や自治体向けに事前登録を受け付けています。
・teacha(ティーチャ)公式サイト
※teacha(ティーチャ)は2018年8月21日でサービスが終了する予定です
メルカリアッテは日本版クレイグズリスト
メルカリアッテはアメリカの人気サービス「Craigslist(クレイグズリスト)」の日本版と呼ばれるサービスです。
運営会社は株式会社ソウゾウです。
サービスの中身としては本家メルカリと比較するとローカル色が強く近所の人とやりとりができるなんでも掲示板的なサービスです。
メルカリとおなじくフリマとしての利用もできますが、
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じっさいに対面して自分の知識・経験・モノを売りたい人
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販売されているモノを近くで対面で購入したい人
などをマッチングしてくれるので、スキルシェアやバイト募集など幅広いことに使えます。
ただ、残念なことにメルカリアッテは2018年5月31日をもって終了する予定です。
できることが多すぎたり趣旨がわかりづらく、ユーザーは困惑してしまったのでしょうか。
会員数や属性については詳細が確認できる情報はありませんでした。
※メルカリアッテは2018年5月31日でサービスが終了しています
ブランド品フリマのスマオク
スマオクは2017年の2月に株式会社ザワットからメルカリが会社ごと買収したサービスです。
昔はオークションの仕組みも導入されていましたが今は無くなっています。
よって仕組みとしてはブランド品に特化しているのでメルカリメゾンズと似ています。
・スマオク公式サイト