メルカリによるスキルシェア「teacha(ティーチャ)」の仕組みや使い方

teacha(ティーチャ)のヨガ教室

フリマアプリのメルカリが子会社のソウゾウを通して「teacha(ティーチャ)」をリリースして、

  • 習い事などに使えるスキル

  • 個人が持っている知識

をCtoC(個人対個人)でマッチングするサービスに参入しました。

正式なサービス公開は2018年4月25日です。

メルカリはフリマアプリで

  • 余計なモノを売りたい個人

  • 個人から安くモノを購入したい個人

をマッチングし、いらないモノは捨てずにメルカリで売るという行動を当たり前にしました。

これは消費行動においてとても大きな変化です。

メルカリと同じCtoCである「teacha」によって同じような大きな変化がスキルシェアの分野でも起きるかもしれません。

登録に関してはメルカリのアカウントを持っていればそれを使ってすぐに登録は完了します。

※teachaは2018年8月21日でサービスが終了する予定ですので注意してください

teacha(ティーチャ)の仕組みや使い方

teacha(ティーチャ)はシェアリングエコノミーの一種であるスキルシェアに分類されるサービスです。

この分野は日本でもすでに「ココナラ」や「サイタ」などのサービスがありますが、teachaは

  • 知識や技術を教えたい人

  • 知識や技術を学びたい人

この両者をマッチングしてくれます。

そして、サービス内では利用者はそれぞれ

  • 教える人=SENSEI(先生)

  • 学ぶ人=SEITO(生徒)

と呼ばれます。

teachaのレッスンの概要は

  • 最低でも30分で、30分単位で延長可能

  • 料金は最低で500円から

となっています。

基本的にはSENSEIが時間や料金などの条件を設定することになります。

teacha(ティーチャ)

SENSEI(先生)とは?

teachaにおけるSENSEIとは、自分の技術や知識を教える側の人のことです。

SENSEIは自分のスキルや知識を教えることで収入を得ることができます。

SENSEIになるには、

  • 18歳以上

  • 公的書類で本人確認が可能

という条件を満たす必要がありますが、技術や知識を証明する資格などは不要です。

SENSEIはteachaのサイト上から「レッスンカード」と呼ばれる情報を掲載し、

  • レッスンの内容

  • レッスン料

  • レッスン時間

  • 対象人数

を記載します。

そして空き時間のスケジュールを公開したら、SEITO(生徒)からのリクエスト(レッスンへの申し込み)を待ちます。

リクエストが届いたら、承認し、

  1. メッセージのやりとり

  2. レッスン実施

という流れになります。

SENSEIの収入はメルカリから振込申請

SENSEIがスキルや知識を人の教えて得たお金はフリマアプリのメルカリから振込申請をして現金で受け取ることができます。

ただ、レッスン料のすべてが収入になるわけではありません。

teachaが手数料として20%を引いて、残りの80%がSENSEIの収入になります。

しかし、手数料の仲介手数料は現在キャンペーン中なので無料です。

キャンペーンの期間は2018年6月4日の11:59までとなっています。

SEITO(生徒)とは?

SEITO(生徒)はSENSEI(先生)からスキルや経験を学ぶ側の人のことです。

teachaを使いSEITOは、

  • SENSEIの時間

  • SENSEIのスキルや経験を教えてもらう権利

を有料で購入します。

SENSEIと同じでSEITOも18歳以上の人しかなれません。

また、支払い方法はクレジットカード(VISA・MasterCard)のみですのでクレジットカードがないと決済できません。

SEITOは学びたい対象を見つけたら

  1. 内容を確認

  2. リクエスト(レッスンへの申し込み)

  3. SENSEIにリクエストを承認してもらえたらレッスン成立

という流れで進めます。

ただ、レッスンに関してはリクエストを送ってもSENSEIに承認されない可能性があります。

teacha(ティーチャ)

安全に使えるための仕組みも導入されている

teachaはSENSEIとSEITOが安全にサービスが使えるように以下の行為を禁止しています。

  • 具体性に乏しい掲載

  • 法令違反・犯罪行為・危険行為に結びつくおそれのある掲載

  • 他のご利用者さまのご利用・閲覧の妨げになる行為

  • 公序良俗・モラルに反する内容を掲載する行為

  • 情報商材・アフィリエイトプログラムなど、金銭トラブルに結びつくおそれのあるレッスンカードを作成する行為

  • teacha事務局で不適切と判断する行為・運営方針に外れる行為

そして、ただ禁止するだけでなくサービス全体の安全性向上のための仕組みも導入しています。

エスクローシステム

teachaではエスクローシステムを導入しています。

エスクローシステムは

  • teacha事務局がSEITOからレッスン料を受け取り

  • teacha事務局がSENSEIにレッスン料を支払う

このような支払いの仲介の仕組みです。

この仕組みにより個人間による料金支払いや受け取り時のトラブルを予防する効果があります。

そして、レッスン料の支払いがされるのはこのあと紹介する相互評価が完了してからとなります。

相互による評価レビュー

レッスンが終わったらSEITOとSENSEIはお互いに

  • 星1〜5個の評価

  • 評価コメント

をレビューとしてteachaに送信します。

相互レビューが完了したタイミングで正式にレッスンが完了となり、料金の支払い等が発生する仕組みです。

この仕組みによってSEITOとSENSEIがお互いに誠実、マナーを守って対応するなどの効果が期待できます。

メルカリ子会社が運営するスキルシェア「teacha(ティーチャ)」はSENSEI(先生)とSEITO(生徒)がお互いを評価・レビューする仕組みが導入されています。teachaでの評価・レビューの仕組みについて解説します。

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