シェアリングエコノミーをはじめとしてP2P取引[1]P2P取引とはメルカリなどのようなwebサービスを仲介して行われる個人間での取引のことです。が増え、個人の信頼性やその判断方法はインターネット空間でも重要な問題になっています。
食べログやクラウドソーシングなど、個別のサイト上では評価が蓄積されていきますが、ひとたび他のサービスにうつれば他サービスでの評価は反映されないことが多いです。
そんな問題を解決してくれるのが2017年2月22日にリリースされた
「MyRate(マイレート)」
です。
このページの目次
MyRate(マイレート)を使うメリット
MyRate(マイレート)を使うことによって、MyRateと連携している
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シェアリングエコノミー
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SNS
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その他評価機能があるサービス
などにおける利用者の信用情報を取得して、個人への評価を一覧で表示することができます。
信用力を示すライセンスをシェアできる
自分の信用力を他者に開示したいときは
「ライセンスをシェア」
という機能を使います。
これはMyRateでの自分の評価ページを他者に公開する機能です。
登録時に各種の認証があり、それらを通過した人しか使えないので、信頼性は高いです。
評価は自動的に更新される
シェアリングエコノミーやSNSサービスを使っていればそのサービス内での評価は随時更新されます。
MyRateは自動的に最新の評価を受け取ってくれるサービスです。
なので、自分でとくに操作する必要はありません。
いちど連携すればあとはMyRateに任せるだけで大丈夫です。
MyRate(マイレート)の登録方法
MyRate(マイレート)の登録にあたって、本人だと確認するために個人を特定するような書類の提出が必要です。
ここで不安を感じる方もいると思います。
しかし、MyRateの運営会社である株式会社N-Villageは野村ホールディングス株式会社(東証1部)の100%子会社で、株式会社N-Villageから本人確認業務を委託されているのは株式会社ガイアックス(名古屋セントレックス上場)ということで、基本的には保護体制を信頼するしかありません[2]ガイアックスの「TRUST DOCK」を使用しています。導入のニュースはこちらでご確認ください。。
登録の流れを簡単に説明します。
まずはMyRateの公式サイトに移動してください。
・MyRate公式サイト
登録の流れその1. Facebookと連携
登録にあたってまず最初にするのがMyRateアカウントをFacebookと連携する作業です。
Facebookと連携するにあたって
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公開プロフィール
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メールアドレス
のデータをMyRateにわたします。
登録の流れその2. 電話番号をSMS認証
個人の認証するのに電話番号も使います。
SMSをつかった簡単な認証で、すぐに認証が終わります。
登録の流れその3. 身分証の登録
電話番号の次は公的な身分証を使った登録です。
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健康保険証(社会保険)
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国民健康保険証
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日本の運転免許証
の中のどれかひとつを選び、表面の画像をwebからアップロードします。
登録の流れその4. サイン(署名)をする
MyRateではサイン(署名)も登録します。
サインとっても画面を使ったサインなので、じっさいにペンなどで書く手間はありません。
登録の流れその5. 利用規約の確認して同意
最後に利用規約を確認して、問題がなければ同意してください。
登録はこれで完了です。
登録が終わったらアカウントにシェアリングエコノミーなどの評価を追加する作業にうつります。
MyRateと提携可能なサービスをアカウントに追加
評価の追加はマイページの下部にある
「Records」
から可能です。
2018年3月現在は
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ヤフオク!
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ココナラ
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Anyca
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notteco
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スペースマーケット
などと連携しており、追加したい時はそのサービスのIDとパスワードを使います。
おそらく今後提携先は追加される
正直なところまだMyRateと提携可能なサービスは少ないです。
しかし、個人への評価はP2Pでの取引においてとても大事な要素です。
もしMyRateのような信用情報を管理するサービスの存在によってP2Pの取引量が増加するのであれば、各社は喜んで提携するでしょう。