大人気の漫画・アニメ「ドラゴンボール」には
「スカウター」
と呼ばれるメガネと似ている装置というか道具が登場します。
スカウターを装着して人を見ると、その人物の「戦闘力」と呼ばれる数値がメガネ風ディスプレイに表示される仕組みです。
つまりスカウターは
「人の強さ」
を可視化することができる道具なのです。
株式会社MFSが提供するサービス
「モゲスコア」
はスカウターみたいな道具は使いませんが、ネットから情報を入力すると住宅ローンにおける自分の信用力がスコア化されて表示されます。
つまり信用力がわかりやすい数字でかんたんに確認できるのです。
自分の信用力(モゲスコア)を知っていれば
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物件を探すまえにどれくらいの住宅ローンが組めるか把握できる
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じっさいの年利(利率)がどれくらいかを把握しての購入・返済を計画できる
などのメリットがあります。
このページでは
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モゲスコアの仕組み
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モゲスコアの確認方法
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モゲスコアを活用して良い条件で住宅ローンを組む方法
などについて解説していきます。
不動産業者に提携住宅ローンをすすめられる前に自分の信用力を確認し、より条件のよい自分に合ったローンを探してください。
このページの目次
モゲスコアとは?その仕組み
モゲスコアについて改めて説明します。
モゲスコアは住宅ローン借り換えアプリ「モゲチェック」や「モゲチェック・プラザ」で知られる株式会社MFSが提供するサービスです。
住宅ローンを検討している人がモゲスコアを使うと
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住宅ローンにおける自分の信用力(モゲスコア)
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借り入れ可能額・金利・月次返済額のシュミレーション
が確認できます。
補足するとモゲスコアでは
モゲスコアの数字×年収(万単位)÷100
が住宅ローンの借り入れ可能額となります。
モゲスコアは無料で確認できる
さっそくですが無料で、しかもすぐ終わるので、ご自身のモゲスコアを確認してください。
・モゲスコアサイトURL
※2018年7月現在アプリはリリースされていません
入力する情報は
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年齢
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年収
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職種/業種
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就業/雇用形態
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勤務先
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勤続年数
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婚姻
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扶養家族数
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自己資金
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その他負債
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購入物件所在
の10項目で、モゲスコアはすぐに算出されます。
モゲスコアの点数・住宅ローンの条件を確認
入力したらすぐにモゲスコアが表示されます。
モゲスコア以外にも
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借り入れ可能額
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ベースローン
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返済期間
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金利水準(変動、5・10・20・35年固定それぞれで表示)
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月次返済額
などが表示されますので、情報をもとに
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購入できそうな物件のイメージ
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返済のシュミレーション
などをしておくと良いと思います。
ベースローンとは?
モゲスコアの確認画面の中に「ベースローン」という項目があります。
ベースローンとは、モゲスコアにおけるランクのようなもので
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α0
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α1
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α2
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α3
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β0
この5種類が用意されています。
ベースローンは株式会社MFSが商標を取得している独自の仕組みです。
購入を検討している物件があれば事前審査に申し込み
※事前審査については内容を確認中です。しばらくお待ちください
提携不動産情報サイトでもスコアの診断が可能
モゲスコアの仕組みは不動産情報サイトなどでも活用されつつあります。
提携しているサイトをいくつか紹介します。
HOME’S(ホームズ)
HOME’S(ホームズ)は賃貸情報で有名ですが、不動産に関しては新築・中古・分譲・マンションなどを幅広く扱っています。
ホームズでは
「住宅ローン審査シミュレーション」
としてモゲスコアが確認しているサービスを提供しています。
スコアの算出方法などはモゲスコアの公式サイトと同じですが、ホームズでは
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自己資金
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(モゲスコアによってわかった)借り入れ可能額
の合計を「購入可能額」とし、その金額内で購入可能な物件を表示してくれる機能があります。
ノムコム
モゲチェックは野村不動産アーバンネット株式会社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」とも提携しています。
モゲスコアはノムコム内の「住まいのAI ANSWER」というコンテンツにて取得できます。
この「住まいのAI ANSWER」はAI(人工知能)が不動産の購入・売却をサポートしてくれるサービスで、モゲスコアとは相性が良さそうです。
カウル
カウルは中古マンションの購入・売却ができるサービスです。
カウルの中にある
住宅ローンシュミレーター
を使えばモゲスコアが確認できます。
信用力の数字化(スコア化)が普通の時代に
このサイトでもAIスコアレンディングのJ.Score(ジェイスコア)を紹介したことがあります。
J.Score(ジェイスコア)はキャッシング(融資)の信用力を査定するのに人工知能が算出するAIスコアを利用しています。
J.Score(ジェイスコア)やモゲスコアのようなサービスはこれまで不透明な内容だった金融機関の審査内容などを透明化してくれます。
今後はITの力によってこれまではあいまいにしてきた物事がどんどん数値化される時代になりそうです。
そんな時代に備えて今のうちに各種の能力をスコア化するサービスに慣れたおいた方がよいかもしれません。
AIスコアは日々の努力によって向上させることができます。
なので数値(スコア)化されるからといって不安を感じたり嫌がる必要はないと思います。