将来にたいしての備えが欲しくて保険への加入を検討したとしても、
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「数が多すぎて自分に合う保険がわからない」
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「どの商品も同じように見えてしまう」
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「商品ごとのメリットとデメリットがわかりにくい」
このように感じる方は多いと思います。
そのせいか、これだけネット上にたくさんの情報があるのに、いざ保険に加入するときは
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保険会社
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保険代理店
などを直接訪問して契約したりアドバイスを聞く人が多数を占めます。
これはどういうことかというと、人は自分よりも知識が豊富な保険の専門家の意見や判断を重要視しているということです。
この、専門家による判断を人に替わってAI(人工知能)が行ってくれるのが
保険のロボットアドバイザー(ロボアド)
です。
保険のロボットアドバイザーを使えば家の中にいながら自分に最適な保険商品を提案してもらうことができます。
このページの目次
保険のロボットアドバイザーを使うメリット
保険加入を検討している人が保険のロボットアドバイザーを使うことには
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家から好きな時に最適な保険商品が確認できる
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保険の加入検討するとき代理店などの店舗に訪問する手間が省ける
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(加入前に訪問しないで済むので)余計な営業や提案を受けることがない
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客観的にみて自分に合った保険商品がわかる
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かんたんな質問に回答するだけで、すぐに最適な保険を教えてくれる
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(ノルマなどを意識しないので)ニーズが無い人には保険に加入する必要がないとアドバイスしてくれる
などのメリットがあります。
移動などの手間が省けますし、スマホでサービスを使えばすぐに個人にとってどの保険が最適かはAI(人工知能)が判断してくれます。
なので、余計な手間や負担がかなり軽減されることになります。
保険のロボットアドバイザーのような、AIなどの最新のテクノロジーを使った保険サービスは
InsurTech(インシュアテック)
と呼ばれています。
おそらく、今後は保険の分野にもどんどん最新のテクノロジーが投入され、新しい保険商品が続々と誕生するはずです。
将来的には人件費等のコストダウンによる低料金化も
保険のロボットアドバイザーは個人に最適な保険を提案してくれます。
ということは、もし保険のロボットアドバイザーが普及すれば保険の外交員(営業)の仕事が減ることになります。
おそらく保険のロボットアドバイザーの開発費用や維持費用と比較すると外交員の人件費の方が高くなるはずです。
よってもし人件費が削減できたら、保険自体の低料金化が実現する可能性があります。
デメリットもある
保険のロボアドバイザーにはデメリットもあります。
最大のデメリットはロボットアドバイザーによっては取り扱っている保険商品数が少ない点です。
取り扱っている保険商品数自体がすくなければ、いくらその中から最適な保険を提案しても加入者にとって最適な保険が提案できない可能性があります。
ただ、取り扱い商品数については保険のロボットアドバイザーが普及するにつれておそらく解消していく問題です。
保険のロボットアドバイザーの一覧
まず、2019年1月現在で日本国内に保険商品に対応している保険のロボットアドバイザーを一覧にします。
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Donuts(ドーナッツ)
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みんかぶ保険
それぞれを簡単に説明していきます。
Donuts(ドーナッツ)
Donuts(ドーナッツ)は
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加入希望者にいくつか質問をして
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質問の回答をAI(人工知能)が分析し、最適な保険を提案する
という仕組みの保険ロボットアドバイザーです。
機能的にとてもシンプルですが、2018年5月現在は提携している保険会社が3社と、やや少なく感じます。
みんかぶ保険
みんかぶ保険はただオススメの保険をアドバイスするだけではなく、「デザイン」という概念を導入しています。
利用者はみんかぶ保険が用意する質問に回答するだけで、
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将来に対してどれくらい貯蓄が必要か
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どんな保険がおすすめなのか
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将来の収入と支出のバランスはどうなっているか
など、つまり理想的な保険のデザインを把握することができます。
そして、自分のデザインに適した保険をみんかぶ保険のサイトから探して加入することになります。
ロボットアドバイザーの特徴や機能の比較
保険のロボットアドバイザーの比較はもう少しサービスが増えてから行います。
2019年1月現在ではサービス数が少なく、比較するだけの情報がありません。
よって自分に最適な保険をお探しの方はお近くの保険代理店などと相談してください。