アメリカのfacebook(フェイスブック)はいわずと知れた世界最大のSNSです。
2018年に発覚した個人情報の悪用など、様々な問題があるにせよ規模の面ではいまだに世界でナンバーワンです。
facebookは多くの日本人が使うSNSでもあり、さまざまなサービスがfacebookと連携しています。
もっとも多いのはwebサービスの会員登録時の情報連携です。
スマートフォンアプリを代表とした様々なweb系サービスを使うにあたり、毎回プロフィールなどを入力していたらユーザー側の手間が発生してストレスが溜まります。
これが、もしサービスがfacebookと連携していればIDとパスワードを入力するだけで会員登録が即時に完了します。
つまり、facebookのプロフィールがそのまま連携サービスに反映されるのです。
このような仕組みだとfacebookの個人アカウントの管理が重要になります。
具体的には
-
プロフィール
-
発言やいいね!などの行動
-
友達の数と質
などを適切に管理する必要があります。
とくに、信用力スコアリングサービスを使うときには注意が必要です。
なぜならば、facebookやTwitterなどのSNSなどのデータも信用スコアの分析に使われるからです[1]SNSのデータですべてが決まる訳ではありません。他にもたくさんのデータを使って信用スコアは分析されます。。
この記事では
-
高い信用スコアが得られるfacebookアカウントが欲しい
-
facebookアカウントの中身を良くして信用スコアをアップさせたい
などと思ったとき、facebookアカウントをどのように管理・改善すれば良いかを考えたいと思います。
このページの目次
プロフィールについて
facebookには会員ごとに個別のプロフィール機能があります。
ただ、基本的には利用者の任意に任せている部分が多く
-
未入力
-
嘘の情報の入力
などの状態のままでもfacebookの利用はできます。
SNSとして利用する分にはこのような状態でも特に問題ありません。
しかし、信用スコアを高くしたいなら対策が必要です。
というのも、信用スコアは個人のデータをもとに分析されるからです。
なので、データが無い状態では正確な信用スコアの分析が難しくなります。
分析サービスに渡すデータ量が多ければ多いほど信用スコアが高くなるという傾向もありますので、できれば未入力をなくし、正しい情報を記入してください。
もし虚偽の情報を記入しても結局はAI(人工知能)によってバレる可能性が高いです[2]AIには情報の整合性を判断する能力があります。。
嘘がバレたら信用スコアは下がりますので、長期的な目線で考えると虚偽の情報は入力しないほうが賢明です。
できれば本人確認をしておく
facebookには本人確認をする機能があります。
本人確認は
-
運転免許証
-
健康保険証
などの公的書類をつかっておこなわれます。
もし個人の信頼性を高めたいなら本人確認をしておきましょう。
信用スコアサービスによっては信用スコアサービスの方でも本人確認が必要かも知れませんが、どちらにせよwebで完結するでしょうからそこまでの手間ではありません。
プロフィールの写真にも注意
facebookだけでなくSNSぜんたいに言えることですが、他者の肖像や著作物を自身のプロフィール写真に使っている人がいます。
このような写真の利用方法は法律的にはグレーですので、できれば他者の肖像権などを侵害する写真の利用は控えましょう。
本人の顔写真付きである必要はないと思いますが、できれば本人にしか撮影できない固有の写真を登録しておきましょう。
投稿による発言や行動
facebookのプロフィールを整理しただけでは信用スコア対策として万全ではありません。
個人の性格や趣味嗜好などを分析するカギとなる、
-
自分の投稿
-
他者の投稿に対してのいいね!などのアクション
なども適切に管理する必要があります。
自分の投稿での発言に注意
自分のアカウントから情報を発信するときは投稿する内容に注意が必要です。
といっても、細かい注意は必要なく
-
他者の目や気持ちを意識し、他者が投稿に対してどう反応するかを注意する
-
誹謗中傷などはしない
-
ネガティブな発言をしない
-
公序良俗に反する投稿はしない
-
事実でない嘘の投稿はしない
などに注意すれば基本的には問題ありません。
上記を基本的なルールとし、もし
「他人からこう見られたいという理想像として自分」
のようなものがあれば、嘘ではない範囲でそのように見られるように発言すればいいだけです。
いいね!やコメントにも注意が必要
facebook上での他者の投稿への
-
いいね!
-
コメント
も自分の投稿と同じような内容の注意が必要となります。
ただし、友達づきあいでのいいね!やコメント等であれば不必要で、興味がある物事等をしっかり見極めて絡んだほうが良さそうです。
でないと信用力スコアリングサービスに対して
「このユーザーはこういう思想的な偏りや趣味嗜好がある」
と判断される可能性があり、不要な情報を渡してしまうことになります。
できるだけ自分のこうありたいという人柄や趣味嗜好とリンクさせて行動してください。
友達の数と質
最後はfacebookでの友達に関することです。
SNS上の友達関係は
「ソーシャルグラフ(Social Graph)」
とも呼ばれ、この中には個人を読み解く様々な情報が含まれていると言われています。
こちらも、特別な行動や考え方は必要ありません。
結論としては、
「現実世界でも友達や知り合いとしてお付き合いしたいと考える人とだけ友達になる」
という意識でfacebookの友達を管理すればいいだけです。
友達の数について
友達の数にはついては、個人差がありますが
-
現実世界で会ったことがあり、お互いの名前を認識できる
-
現実世界では会ったことがないが、同じ業界等で働いており、その人の言動に対して興味がある
このような範囲でおさめておくのが適切だと思います。
なので、一般的な生活をしていれば数十人〜数百人くらいになるはずです。
もし、友達の数が
-
友達が数人しかいない
-
(本人が有名人でもないのに)友達が数千人単位
などであれば、現実世界との乖離が激しいと判断され、あまり高く評価されないかもしれません。
友達の質について
友達の質についても信用スコアは分析をします。
この「質」について言うと、もしあなたのfacebook上での
-
友達
-
友達の友達
などが、先ほど述べた
-
他者の目や気持ちを意識し、他者が投稿に対してどう反応するかを注意する
-
誹謗中傷などはしない
-
ネガティブな発言をしない
-
公序良俗に反する投稿はしない
-
事実でない嘘の投稿はしない
などの言動を頻繁にしていたら、あなたの信用スコア的な評価が下がる可能性があります。
というのも、人は友達から良くも悪くも影響を受けることが様々な実験で証明されているからです。
この事実を考えると不用意に知らない人と友達になることが危険だということがわかります。
なので、SNSとはいえできるだけ友達の質にも注意すべきです。