マッチングアプリを使ったことがある人なら、アプリ内で
- 18歳以上の年齢確認
- 公的証明書をつかった本人確認
などをした経験があると思います。
けど、本人確認をしたとき
「これだと運営を騙して入会できない?」
と思いませんでしたか?
そう思った方は正解です。
(目的はさまざまですが)他人になりすまして、マッチングアプリを使う人はたくさんいます。
累計会員数が500万人をこえる人気マッチングアプリ「タップル誕生」は
「通報件数の約10%がなりすましの問い合わせ」
だと発表しています。
なりすましで利用している人に、困らされている会員はとても多いのです。
本人確認といっても、公的証明書の写真を写メで撮影して、送るだけです。
だから、他人の免許証などを使えば本人確認ができてしまうのです。
これでは、なりすましが多いのも納得です。
このような状況を改善するために、2019年後半か2020年にかけてマッチングアプリで導入されるのが
「顔認証による本人確認」
です。
この記事では
「マッチングアプリの顔認証による本人確認はどんな方法・流れなのか?」
これを解説します。
顔認証により、マッチングアプリの安全性は高くなります。
アプリで真剣な出会いを探している人は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
マッチングアプリの顔認証はどうやるの?流れは?
マッチングアプリは誰でも登録できます。
しかし、異性からのメッセージを確認したり、メッセージを送れるのは
- 18歳以上の年齢確認
- 公的証明書をつかった本人確認
などの、運営がさだめる「認証」が完了しているユーザーのみです。
この「認証」に変化が起きようとしています。
これからは、「顔認証による本人確認」が認証方法として追加されるのです。
ただし、年齢確認や本人確認のように、マッチングアプリを利用するにあたり、「顔認証」は必須ではありません。
あくまでも、利用者の「任意」です。
これから導入されるであろう
「顔認証による本人確認」
はどのような方法や流れなのか?これをまず解説します。
顔写真付きの書類で本人確認をする
顔認証が導入されても、マッチングアプリでこれまで実施されていた
- 年齢確認
- 本人確認
などの認証方法は残ります。
ただ、注意したいことがあります。
それは、これからは顔写真付きの書類で年齢確認・本人確認の認証をして欲しい、ということです。
理由はあとで話しますが、顔認証つきの本人確認をしたい場合、顔写真つきの書類を運営に提出しなくてはいけません。
だから顔写真がある
- 運転免許証
- パスポート
などのうち、どれかひとつを本人確認用書類として提出することになります。
自撮りの写真を送り顔認証をする
顔写真つきの書類で本人確認が完了したら、いよいよ顔認証です。
顔認証は、自分のスマホから撮影した写真(写メ)、これをつかいます。
つまり、「セルフィー」ですね。
顔を認証する仕組みは簡単です。
- 本人確認のときに送信した書類の顔写真
- 自撮りの写メ
このふたつを、目視(人の目でのチェック)やディープラーニングという最新技術をつかい、照らし合わせるのです。
つまり、ふたつの写真に写る人物が同じ人物なのか、これを確認するのですね。
「免許証の顔写真は写りが悪くて写メと顔が違う・・・・」
という不安を感じる人でも、心配しないでください。
照合する写真同士が
- 明るさが違う
- 写真の角度が違う
- 顔の一部が隠れている
などに該当しても、同一人物であれば、同一人物だとしっかり認識してくれます。
顔認証の方法や流れの解説は以上です。
これまでの本人確認の延長線で出来て、とても簡単だと思いませんか?
顔認証が完了したら「本人認証」マークがプロフィールにつく
顔認証は年齢確認などと違い、あくまでも任意です。
顔認証が完了しないとマッチングアプリの機能が使えない、ということはありません。
顔認証が完了したらプロフィールに
「本人認証マーク」
が付きます。
これが、顔認証が完了したユーザーの証拠です。
Twitterの「本人認証バッジ」のようなものですね。
やはり、これがあると信頼性は高くなります。
とくに、女性は本人認証マークの有り無しを気にするはずです。
顔認証はマッチングアプリのスタンダードになる
マッチングアプリを使う人のほとんどは、真剣に恋人や結婚相手を探しています。
真剣な人にとって、相手が顔認証が完了した、信頼できる人かどうかは大問題です。
もし顔認証が人気マッチングアプリに導入されたら、
「顔認証が完了した人でないと、異性とほとんどマッチングしない」
こんな状況になるのでは、思います。
とくに、男性は顔認証しないと女性とマッチングしづらくなるでしょう。
やはり女性は、信頼できる人と出会いたいものです。
おそらく、今後たくさんのマッチングアプリに顔認証が導入されます。
マッチングアプリの会員は顔認証をする、これが業界標準(スタンダード)になるかもしれません。